「1カ月家族に言えなかった」突然のがん宣告受けた人気芸人が本音激白「普通のパパを演じるのがきつかった」
さまざまな人の本音に対し、本音で斬り込む、赤裸々音声バラエティ『耳の穴かっぽじって聞け!』。
9月22日(月)に放送された同番組にはがん闘病から復帰したペナルティ・ワッキーが出演。「がんを経験した芸人の本音」を明かした。
告知を受けた際の医師とのやりとりなどを赤裸々に語ったワッキー。突然のことに理解が追いつかず、家族にも言えなかったという。
1994年に相方のヒデとペナルティとしてデビューしたワッキー。数々のギャグやコミカルな動きで数多くのバラエティ番組に出演するなど活躍していたが、2020年に突然がん宣告を受ける。
首の左側に2つのシコリのようなものを感じ、かかりつけの耳鼻科に行ったものの原因はわからず。大きな大学病院を紹介されて受診したところ、医師に「このシコリはがんです」と告げられたという。
ワッキーは「まったく想像も準備もしていなかったから、突然すぎて訳もわからず、何回も先生に本当ですか?と聞いた」そうだが、診断は変わらず、さらに転移しているとも言われた。「いきなり“がん”“転移”という2つの恐ろしい言葉を突きつけられ、本当に怖くなった」と当時の心境を明かしている。
ほぼ記憶がない状態で病院から帰宅したワッキーは、妻と子どもに結果を伝えられなかった。「見た目は普通だし元気なので1カ月くらい言い出せず、その間普通のパパを演じるのがきつかった」とも語った。
結局耐えられずに妻に話したところ、妻は意外に冷静で「次の診察から私もついていく」と声をかけてくれたという。
中咽頭がんを患い、転移しているため早期発見ではなかったが、ワッキーによると「中咽頭がんは放射線治療と相性が良く90%以上の確率で治るらしく、ステージ1と言われた」そうだ。
ワッキーはあらためて当時のことを「信じられなかったですね。受け入れられなかったというか。タバコも吸わないし酒もほとんど飲まない。適度に運動もしてるし、なにより元気だし」と振り返っていた。
ワッキーはこのほか、ヒデにがんであることを伝えたときのことも明かしている。電話でがんを伝えたときの2人の様子とは…。
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※番組情報:『耳の穴かっぽじって聞け!』
毎週月曜深夜1:58~、テレビ朝日(関東ローカル)