M-1ファイナリストが中国で受けた洗礼「行きの飛行機よりも長く感じました」
9月21日(日)の見取り図の冠バラエティ『見取り図じゃん』では、芸人にとっての背筋も凍る怪談話である「本当にあったスベリ話」が放送された。
『M-1グランプリ2024』ファイナリストのエバースは、異国の地で体験したスベリ話を披露。ことごとく武器が使えない“完全アウェー”だったようで…。
【映像】「中国には漫才という文化がなく…」エバースが異国で受けたスベリ体験
見取り図、囲碁将棋、ビスケットブラザーズ、エバースの4組が出演した同企画。
エバース・佐々木隆史は、中国での営業でのエピソードを披露した。日中合同のお笑いライブに、日本からはレギュラー、すゑひろがりず、エバースの3組が参加して漫才を披露することに。
ところが、中国には漫才の文化がなく、まず中国人スタッフから観客に“漫才の説明”がされたという。そこで「漫才というのは、マイク1本の前で手ぶらでしゃべくりだけで笑わせるもの」という紹介があったあと、1組目としてネタを披露したのが鼓を鳴らしながら登場したすゑひろがりずだった。
観客は「全然漫才じゃないじゃん」と微妙な空気になったあと、2組目はレギュラー。しかしここでも佐々木によると「中国には“リズムネタ”も“あるあるネタ”もない」そうで、アウェーの洗礼を受ける。「レギュラーさんって、“リズムネタ”と“あるあるネタ”の融合じゃないですか。あの革命的なネタも、中国では“ゼロ”と“ゼロ”をかけ合わせただけだった」と語り、スタジオの笑いを誘った。
悪い流れはエバースの出番でも変わらなかった。「自分たちは普通のしゃべくり漫才で、変わったことはやってない」と自信をもって『M-1』の敗者復活戦でも話題になったケンタウロスのネタを披露したところ、中国ではケンタウロス自体を知る人が少なかったそう。さらに、無料イベントだったため子どもの観客が多く、漫才の字幕も読んでもらえなかった。
内容も言葉も伝わらず、会場からまったく反応がない時間は「中国までの行きの飛行機の時間よりも長く感じました」と振り返っていた。
番組ではこのあと、相方の町田和樹もスベリ体験談を披露。窮地に陥った町田が使った“禁断の手”とは?
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※番組情報:『見取り図じゃん』
毎週日曜深夜0:10~、テレビ朝日系