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萩本欽一「人生アドリブだよ!」伝説の“視聴率100%男”に有働由美子が斬りこむ

有働由美子がMCを務める『有働Times(タイムズ)』

9月14日(日)の90分スペシャルでは、有働キャスターによる深掘りインタビュー企画「レジェンド&スター」の第6弾が放送される。

第6弾ゲストは、かつて“視聴率100%男”とよばれた昭和の国民的スター・萩本欽一(84歳)。

有働キャスターがその人生哲学に迫るが、インタビュー中、萩本の“アドリブ魂”が大さく裂。波乱のスペシャル対談となった。

レギュラー番組が軒並み大ヒット、その視聴率を合わせると“100%超え”という驚異の人気を誇った萩本欽一。テレビのお笑い番組といえば台本に則るスタイルが主流だった時代、それを打ち破り、アドリブを最大限に生かした番組づくりで一世を風靡した。

1976年にスタートした『欽ちゃんのどこまでやるの!』(NET※現テレビ朝日/~1986年)、通称“欽どこ”では、素人同然の出演者を多く起用。周到に稽古を重ねた出演者に対して萩本がアドリブを投げかけることで新鮮なリアクションを生み出し、笑いをよんでいた。

萩本は「覚えたものをやっていると、だんだん楽になってくる。それではつまらない」という思いがあったと話し、「彼らは一生懸命(セリフや段取りを)覚えているのに、私だけアドリブで半分デタラメ言いますから、それに対応するのは大変だったでしょうね(笑)」と当時を振り返る。

そもそも坂上二郎とのコンビ・コント55号でも、坂上に設定だけを伝えて本番に臨んでいたと告白。「台本書いたらコントじゃないの。(ステージに)出たらやる、それがコント」「ぜんぶアドリブなの。55号に台本渡してごらんなさいよ、ひとつも面白くないから(笑)」と、“欽ちゃん流”笑いの極意を明かした。

また、“土8戦争”といわれるほど熾烈な視聴率競争を繰り広げていたドリフターズとの知られざる交流についても打ち明ける。

◆「人生はアドリブだよ!」

テレビで一時代を築いた萩本はその後も新たな挑戦を続け、2005年に社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」を創設。2015年、73歳のときには駒澤大学仏教学部に入学。そして84歳になった現在でも定期的にコメディーライブを行っている。

そんなチャレンジに満ちた萩本の人生を貫くのは、もちろん“アドリブ魂”。

「これまででいちばん悩んだことは?」という有働キャスターの質問にも、人生の一大局面だった“あの会見”をあげ、そこで「最終的に“自分の人生はアドリブなんだ!”っていう結論が出た」と述懐する。

また、インタビューの途中、萩本が有働に“逆質問”する場面も多々。有働キャスターは「完全に主導権を取られている…(笑)」「いろいろ(質問を)考えてきたのに、ぜんぶ“欽ちゃん”のペースに飲みこまれております(笑)」と翻弄されながらも、当意即妙に対応。はたして、2人のアドリブ対談の行方は?

※番組情報:『有働Times』90分スペシャル
2025年9月14日(日)よる8:56~10:30、テレビ朝日系24局

※『有働Times』は、TVerでもリアルタイム配信