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内田恭子、フジテレビ時代に「違和感は感じてました」多忙な日々で気づいた“社会とのズレ”

9月5日(金)に放送された『徹子の部屋』に、フリーアナウンサーの内田恭子が出演した。

スポーツ番組の司会で注目され、フジテレビの人気アナウンサーとして活躍した内田。20代は仕事一筋で、とにかく多忙な日々を送っていたという。

「当時は働き方改革というものもなかったので」と前置きしつつ、「ちょうどサッカーのワールドカップ前だったんですけど、北欧・ノルウェーに出張に行って帰って来て、成田に着いたらそのまま淡路島に取材に行って、日帰りで東京に帰って、夜のオンエアという日々が結構ありました」と、タイトなスケジュールを回想した。

あまりの忙しさに当時の記憶がないといい、「20代は楽しかったっていう印象があるんですけど、毎日過ごすことが精一杯なので、細かいことはほとんど忘れてます」と笑顔で語った。

しかし、多忙な日々を送る中で、「社会的にどうなのかなと思うことがあった」と明かす。

「夜の生放送をずっと帯でやっていて、昼間も取材とかに行くので、銀行の窓口が開いている時間に銀行に行ったことがなかったんです」

当時加入を考えていた保険の手続きで銀行に行く必要があったものの、窓口でのやり方がわからず困ってしまったという。

「保険の担当の方が一緒に(銀行の)窓口についてきてくださって、やり方を全部教えてくれた」という出来事を経験し、「自分は世間知らずだった」と気づいたそうだ。

「事件・事故や社会の流れはわかっていても、一人の人間として、例えば人に対して『ありがとう』と思っていても、感謝の気持ちを伝える前にもう次の仕事が入ってきて…。すごく色々なことがないがしろになっていると違和感は感じていました」と、当時の正直な心境を語った。

そんな仕事ばかりだった20代を経て、30歳で結婚。現在は中学生の息子2人の子育てと仕事を両立する日々を送っている。

息子たちが過去の仕事ぶりを知っているかという質問に、内田は「はい。昔の映像を見られるので」と答え、「2人ともラグビーやってるぐらいスポーツ好きですし、私の当時の始球式の映像とかを見て、『ダッサ』って言われます」と笑いながら明かした。

「思春期独特な感じ」と苦笑いしながらも、充実した母の顔を見せた。

「なんだかんだ言いながらも、チラッと見てくれる」という息子たちに、「今日見たよ」と言われると、「どうだった、あのコメント? かわいかった?」とついつい聞いてしまうそう。「もうそこからはウザがられます(笑)」と茶目っ気たっぷりに語っていた。

そのほか番組では、40代になってはじめたカウンセリングの勉強についても話している。

海外の大学のオンライン講座を受け資格も取得し、新たな目標に向かって充実の毎日を送っているという。

『徹子の部屋』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

番組情報:『徹子の部屋
毎週月曜~金曜 午後1:00~午後1:30、テレビ朝日系列

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