ドラマ『大追跡』最大の謎が今夜明らかに！“キャリア組”相葉雅紀は「なぜSSBCに配属されたのか」

2025.08.27

大森南朋×相葉雅紀×松下奈緒によるトリプル主演のドラマ『大追跡～警視庁SSBC強行犯係～』。

本日8月27日（水）放送の第8話から、同ドラマがいよいよ最終章に突入。相葉演じる名波が「なぜSSBCに配属されたのか」という、今作がスタートして以来の最大の謎がついに明かされる。

【映像】Episode7「真夏の目撃者」

事の発端は、夜の五反田で起きた銃撃事件。

一報を受け、名波とともに現場に急行した伊垣（大森南朋）は、搬送される被害者を見てがく然。撃たれたのは、かつての先輩であり元警察官・加茂雄作（螢雪次朗）だったのだ。

八重樫（遠藤憲一）率いる捜査一課は、現場付近から逃げた“赤いシャツの男”を有力な被疑者と見て捜査を開始。

そんななか、意識不明の加茂の元を、なぜか久世内閣官房長官（佐藤浩市）が見舞いに訪れる。

はるか昔に退官した警察官の容体を久世がなぜ気に掛けるのか？　誰もが疑問を抱くなか、加茂を撃った拳銃は、22年前のホームレス射殺事件で使われたものと同一であり、当時その拳銃を奪われた警官こそ加茂本人だったことが判明する。

まさかの事実に当惑する伊垣。名波もまた、衝撃の事実に戸惑いを隠せず…。

なぜ加茂は、奪われた“自分の拳銃”で撃たれたのか？　伊垣と遥（松下奈緒）は、真相を探るべく久世に直接話を聞く決意をする。

そこで語られたのは、22年前の事件で明かされていなかった、ある事実。そこには久世がSSBCを創設した理由、そして名波が配属された大きな理由も隠されていて…。

複雑に絡み合う過去と現在、浮かび上がる疑惑と謎――衝撃の真実が待ち受ける最終章が開幕する。

◆田村直己監督からコメント到着！

ついに幕を開ける最終章を前に、今作の監督であり、『ドクターX～外科医・大門未知子～』をはじめ、これまでも数々の名ドラマで演出を手掛けてきた田村直己監督から貴重なコメントが到着した。

今作では第1話をはじめ、第4・5話、そして最終章となる第8・9話の演出を担当した田村監督。水曜9時枠10年ぶりの新作を誕生させるということで、「伝統の枠でどういう風に進めていこうかとプロデューサー陣とたくさん議論しました」と話す。

「結果、古き良き刑事モノの昭和的な良さと、デジタルのスピーディーさ、そして脚本の福田靖さんが描くキャラクターの良さがうまくミックスしたことで新しいエンターテインメントが出来上がったと思います」と手応えも感じているそう。

「刑事モノなので、“事件は解決”しなければいけないので、そこは堅実に進めつつ、福田さんやプロデューサーの皆さんが作ったキャラクターに“笑い”の要素を入れて、意識的に強弱を作った」と演出面で意識したことも明かした。

今作で視聴者からの人気も高いのが、遠藤憲一演じる八重樫雅夫捜査一課長。「遠藤さんとは『ドクターX』から、とても長くご一緒させていただいているからこそ、既視感のようなものが生まれないようにしつつ、遠藤さんの特性が出ればいいなと考えていました」と田村監督。

「遠藤さんは、まじめにやりつつ、怖さを残しつつ、ちょっと視聴者が“かわいい”と思ってしまうような演技がとても上手。視聴者の皆さんの声を聞いていると、（今回の八重樫で）一段階上がりましたよね。パワーアップした感じ（笑）。ご本人も試行錯誤されて今の形にたどり着かれたようで、皆さんに愛されるようになってうれしいと思っていると思いますよ」と笑顔を見せた。