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ドラマ『ヒモメン』に芸人“パーパー”のほしのディスコが協力「夢がこんな早く実現」

7月28日(土)からスタートする土曜ナイトドラマ『ヒモメン』

「楽に生きたい」をモットーに働かないことに全力を尽くすヒモ男“翔ちゃん”こと碑文谷翔(窪田正孝)と、彼を更生させたい恋人の看護師・春日ゆり子(川口春奈)の“おバカ”な同棲生活を描いていくドラマだ。

そんな本作に“リサーチ協力”という形で関わっているのが、人気急上昇中のお笑いコンビ「パーパー」のほしのディスコ。

ほしのに、制作の裏側について話を聞いた。

©テレビ朝日/テレ朝POST

◆ドッキリを意識したネタ出しも

――「リサーチ協力」としてドラマの制作に関わっていますが、具体的にどんなことをしているのでしょうか?

ほしの:「僕がやらせていただいたのは、物語を作る前の“話の種”になるヒモ男のネタ案を出すというか、芸人なのでコメディーっぽい感じのくだりを考えたり、ちょっと笑えるような部分を増やしたりする作業をしています。『こういう案、どうですか?』みたいにプレゼンしていくことを毎週のようにやりました」

©テレビ朝日/テレ朝POST

今回なぜ、ほしのに声がかかったのか?

ドラマ『ヒモメン』の秋山貴人プロデューサーは、パーパーの“男女のズレた掛け合い”のネタを見て、「これはそのままドラマの核やクライマックスに持っていける」と思い、ちょうど2017年の「キングオブコント」決勝の少し前に、ほしのに声をかけたのだそう。

ほしの:「最初、『ちょっとお会いできませんか?』みたいな感じで呼び出されて、少し怖かったんです。“なにが始まるんだろう…”って(笑)。

僕らのネタをすごく見ていただいているようで、そのネタの作り方がドラマに活かせるんじゃないかということで、『もし協力していただけたら』とお誘いいただきました。でも初めは、テレビ朝日なので“ロンハー”のドッキリかなと思っていて…。そのときから今日までずっと疑ってきたんですけど(笑)。

だから、毎週秋山プロデューサーに会うとき、『どっかにカメラがあるかもしれない』と思いながら、ネタの案を出していて、変な部分も出さなきゃいけないと思って『絶対無理だろう』という案もたまに出していました(笑)」

 

◆アイデアはどのようにして生まれる?

©テレビ朝日/テレ朝POST

――案の中には、実体験は入っていますか?

ほしの:「実体験は、ほぼないですね。僕も提案している最中に『ダメだなぁ』と思ったんですけど、主人公の碑文谷翔が指名手配犯を見つけて懸賞金を稼ぐっていうのを提案しました…。毎週10個は必ず出そうと思ってやっていたので、他にも100個ぐらいは出していたと思います」

――パーパーのネタも、同じように作るんですか?

ほしの:「そうですね。基本、僕が(相方の)女の子に追い込まれていくネタで、どうやったら自分が追い込まれるかなって設定を考えながらネタを作っています。『ヒモメン』の案の作り方とまったく一緒なので、やり易さはありました」

――ちなみに、ほしのさんには“ヒモメン”願望はありますか?

ほしの:「願望は、あるはあるんですけど、こんなやつヒモにする人いないと思うんで(笑)。僕はどっちかといったら春日ゆり子側なのかなと思います。けっこう前にお付き合いしていた方がいたんですけど、尽くしすぎて二股されて別れられるとか、結構献身的な感じがゆり子に近かったので、ゆり子に感情移入しながら作ってました」

――妄想の材料は何かあったのでしょうか?

ほしの:「恋愛の映画も少しは観ましたね。ただ、すごくベタな、最後ラブラブで終わるやつを観たので、全然役には立たなかったというか、ベクトルが逆の作品だったので、『なんでこれ観ちゃったんだろう』って思ったり(笑)。でも、これの逆をやればいいんだなと参考になりました」

 

◆主演は“似てる”窪田正孝と聞いて…「ドッキリだと確信」

©テレビ朝日/テレ朝POST

――このドラマに参加した感想は?

ほしの:「すごく嬉しいです。僕は書くことが好きで、いつかは脚本書いたり協力させていただいたりしたいなという夢があったんですけど、こんなに早く実現するとは思っていなくて…。

事務所の先輩のバカリズムさんもいま脚本とかすごくやられていて、僕はバカリズムさんに憧れてマセキ芸能社に入ったんです。いま、近づいていけているような気もするので、今回結果をちゃんと出して、また次に繋げられたらいいなと思います。今日までずっとドッキリだと思っていましたけど(笑)。

それから僕、『窪田正孝さんに似てる』って前から冗談で言っていたんですけど、『ドラマの主役は窪田さん』って言われて、ドッキリだって逆に確信しちゃったんですよ。僕にドラマが歩み寄ってくるはずがないと思って(笑)。

そこから、余計にボケ要素を足さないとって…いろいろ考えすぎました。でも本当だったので、『今まで似てるって言ってすみませんでした』って謝罪するチャンスもあるかもしれませんね」

――窪田正孝さんに伝えたいことは?

ほしの:「もし体調が悪くて撮影できないときは、僕が代役として出させていただける準備はしています(笑)。遠目で見ればもしかしたらいけるかもしれないので、遠くで走るシーンとかだったら、疲れさせないために僕で!(笑)」

――最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。

ほしの:「普通の恋愛ドラマとはまた違った面白さというか、疑心暗鬼になるような内容もあるんですけど、それでも2人の絆はなくならない。そんな“いい話”になっていますし、僕のちょっとした面白いのも散りばめられていると思うので、楽しく観てほしいです!

僕らのネタが好きな方々にもぜひ観ていただきたいですし、逆に『ヒモメン』が面白いと思った人は、僕らパーパーのネタを観てください。両方観ていただけたら、最高に嬉しいです!」

※番組情報:土曜ナイトドラマ『ヒモメン
2018年7月28日(土)スタート!【毎週土曜】午後11:15~深夜0:05、テレビ朝日系

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