映画『君の膵臓をたべたい』、地上波初放送が決定!興行収入35.2億円の大ヒット感動作
8月19日(日)、2017年夏に興行収入35.2億円の大ヒットを記録した映画『君の膵臓をたべたい』が地上波初放送される。
『君の膵臓をたべたい』は、住野よる原作の同名ベストセラー(※原作関連書籍の累計発行部数265万部)を映画化した作品。
膵臓の病で余命わずかな女子高生ヒロインと、そのことをクラスでただひとり知る読書好きで目立たない青年の心の交流を、原作にはない“12年後の現在の物語”を織り交ぜつつ描き出した好編だ。
◆小栗旬&北川景子が新たな感動を加味
映画『君の膵臓をたべたい』では、母校の教師となった【僕】(小栗旬)が、教え子との何気ない会話から、重い膵臓の病を患う余命わずかのクライスメイト・桜良(浜辺美波)と過ごした数カ月の日々を思い出す。
クラスでも地味な存在だった【僕】(北村匠海)が、たったひとり桜良の秘密を知ってしまったことで奇妙な友人として付き合うようになった数カ月…。眩いばかりに懸命に生きる桜良に【僕】も変化を感じ取るが、そんな彼女との日々は突然終わりを告げる。
それから12年、【僕】、そして結婚を目前に控え桜良のことを思い出していた親友・恭子(北川景子)は、あることをきっかけに桜良が2人に伝えたかった“本当の想い”を知ることに…。
本作では、ヒロインの桜良と【僕】の関係は恋人同士ではない。
ゆえに、病でやせ衰えていくヒロインを【僕】が懸命に支える…といった“お決まり”とも言えそうな描写は、この作品では一切見られない。
誰もが恐怖する「死」を全面に漂わせつつも、明るく振る舞うヒロインの屈託のない笑顔や言動に心癒され、そんな彼女に振り回される【僕】の心理も時にコミカルに描かれるなど、そこには恋愛を意味する“愛情”ではない、誰もがいくつになっても持ち合わせる人間や生への愛情を感じることが出来る。
そして、作品の全てを見終わったとき、「君の膵臓をたべたい」という言葉が、全く違った意味を持って胸に迫ってくることだろう。
主演は、重い膵臓病を患うヒロイン・桜良に、8月1日公開の映画『センセイ君主』にも主演している浜辺美波。そして、地味なクラスメイト【僕】にダンスロックバンド「DISH//」のメンバーとしても活躍する北村匠海。若手実力派俳優として注目される2人が、瑞々しいという言葉だけでは言い表せないほどの卓越した演技で“キミスイ”の世界観を見事に表現する。
さらに、12年後の【僕】役の小栗旬も、最近ではあまり見られない“地味で寡黙な青年”役を圧巻の演技力で表現。ヒロインの親友・恭子の12年後を演じた北川景子も、圧倒的な存在感を発揮。原作にはない“今”と、メインプロットの“過去”を違和感なく繋ぎ、作品に新たな感動を吹き込んでいく。
若い2人の交流、そして12年後の男女が初めて気づいた真実を通して、ともすれば重くなりがちな問いかけをさらりと投げかけてくれる感動作。8月19日(日)の夜の地上波初放送、絶対に見逃せない。
※放送情報:日曜プライム 映画『君の膵臓をたべたい』
2018年8月19日(日)よる9:00~11:14放送、テレビ朝日系