山田孝之&菅田将暉、W主演ドラマ『dele』を客席で鑑賞!「最高の出来」と太鼓判
依頼人の死後、不都合なデジタル記録を“内密に”抹消する仕事に勤しむ坂上圭司(山田孝之)&真柴祐太郎(菅田将暉)を主人公に据え、現代社会における大きな懸念材料「デジタル遺品」に初めて光を当てる金曜ナイトドラマ『dele』(ディーリー)。
原案・パイロット脚本にベストセラー作家・本多孝好、さらには映像界の第一線で活躍する脚本家や監督も集結した“規格外の座組み”が、誰も描いたことのない多彩な人間ドラマを描出していく。
そんな同作の完成披露試写会&舞台挨拶が7月21日(土)に「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」で開催され、W主演を務める山田孝之と菅田将暉が登壇。
「みんなで一緒に『dele』を初体験する」をテーマに、抽選で選ばれた一般客と貴重な時間を共有した。
◆第1話を先行上映!山田孝之&菅田将暉も客席で初鑑賞
この日は第1話を先行上映。日本のドラマに一石を投じる本作を誰よりも早く目撃しようと詰めかけた観客の熱気は、上映前から会場に充満していた。そんななか、会場がざわつく異例の展開が…!
なんと、自身もまだ第1話を見ていないという山田と菅田が会場に現れ、観客と一緒に客席で鑑賞したのだ。
観客の黄色い歓声とともに熱が高まる会場。山田と菅田は照れ笑いを浮かべながら、試写会の一般参加募集時にユニークな宣伝プランを提案した“dele認定インフルエンサー”らと並んでプレミアムシートに腰掛け、第1話を堪能した。
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上映終了後、山田は「菅田くんと2人で撮影している『dele. LIFE』でのシーンは台本10ページ分や12ページ分ということもあって、死にそうでしたね」と裏話を披露。
さらに、今回は知識豊富なプログラマー役ということで、「もう頭のいい役はやらないと決めました(笑)。知識をひたすら出し続けるので大変なんです。バカな祐太郎が質問ばかりしてくるのに対して、全部答えなくてはならないわけですから」と苦労話をぶっちゃけ、笑いを誘っていた。
一方、菅田は「人生で初めてお客さんと一緒にドラマを見ましたけど、“ああ、ここで笑うんだな”とか新発見がいっぱいあって楽しかったです」と興奮しきり。
今回はアクションも満載の役どころだが、「こうやって映像で見ると、祐太郎の身体能力はバケモノだな、面白いなって思いました!」とイチ視聴者として素直に驚いていた。
◆山田孝之は「データのような人」、菅田将暉は「愛嬌の塊」
そして、舞台挨拶ではお互いの印象も話してもらうことに。山田が速攻で「かわいいです。愛嬌の塊じゃないですか!」と回答すると、すかさず菅田が「最近『孝之~』って呼ばれる山田さんも、愛嬌の塊」と切り返す一幕も。
そんななか、菅田からは「山田さんってどこかミステリアスというか、背景が見えにくいじゃないですか。本当に実在しているかもよく分からなくて、それこそデータのような人だと思ってたんです」という言葉が。
「でも、この作品の撮影ではほとんど2人きりだったので、山田さんの人間味をいっぱい感じることができました。こんなに会話ができるとは思ってなかったです」とうれしそうに話した。
◆試写の感想に山田孝之&菅田将暉が「ナイスツイート!」と大喜び
この日は、Twitterを介して「#deleみた」のハッシュタグで、観客から試写の感想を募集。熱狂的な感想の数々を目の当たりにした山田と菅田は、「ナイスツイート」と唸り、ドラマの仕上がりに大きな手ごたえを感じたよう。
そんな2人が気になる投稿をしてくれた観客を各1名選び、サプライズでサイン入りの『dele』ポスター(非売品)を直接プレゼントすることに!“固い握手&番組特製キーホルダー”も追加でプレゼントするという大サービスぶりだった。
さらに観客全員に対し、山田&菅田を20秒間だけ自由に撮影できる時間もプレゼント! 舞台挨拶中に「3日前からデッカい口内炎ができていて、集中できないんですよ…」とボヤいて観客を笑わせた山田だが、最後の最後まで菅田とともに“全力の特別サービス”を提供し、イベントを盛り上げた。
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なお、山田と菅田は以下のようにコメントしている。
◆山田孝之(坂上圭司・役)コメント<全文>
――第1話を鑑賞しての感想。
「すごく面白かったのではないでしょうか。菅田くんと2人で撮影している『dele. LIFE』でのシーンは台本10ページ分や12ページ分ということもあって、死にそうでしたね」
――今回演じた役の印象・感想を教えてください。
「スタッフの皆さんにも言ったのですが、もう頭のいい役はやらないと決めました(笑)。知識をひたすら出し続けるので大変なんです。バカな祐太郎が質問ばかりしてくるのに対して、全部答えなくてはならないわけですから」
――菅田将暉さんの印象を教えてください。
「かわいいです。愛嬌の塊じゃないですか!(菅田に『山田さんも愛嬌の塊』と言われ)いやいや、もう35のおっさんだよ。2人とも、これまでにおかしな役ばかりやってきたので、お芝居の前のテストのときに普通の会話をしていることがおかしくなってしまって、『なんか普通なことしてるね、俺ら』と笑ってしまったこともありました」
――毎回ゲストとして、濃いメンバーが出演しますが、共演されていかがでしたか?
「なかなか共演する機会のない方が多かったので、どなたも印象的でした。第1話だと、検察官の方のスーツが小さいなぁ…というのが気になっていました。あと、皆さんホームページは見ましたか? ゲストの紹介でグレーになっている部分、気になりますよね。楽しみにしていてください!」
――依頼人のデータを死後に消す「dele. LIFE」のような会社が実際にあったら、依頼して消したいものはありますか?
「消したいものはございません。私は無責任なので、死んだ後のことは知らん! 私にはたぶん30個くらいは秘密があるので、混乱する人たちも出てくるでしょうが…」
◆菅田将暉(真柴祐太郎・役)コメント<全文>
――第1話を鑑賞しての感想。
「人生で初めてお客さんと一緒にドラマを見ましたけど、“ああ、ここで笑うんだな”とか“圭司が壁によっかかっただけでこんなに大爆笑するんだ”とか、新発見がいっぱいあって、楽しかったです。非常に面白かったんじゃないでしょうか…! 最高の出来だと思っております。映像で見ると、祐太郎の身体能力はバケモノだな、面白いなって思いました」
――今回演じた役の印象・感想を教えてください。
「僕もそこまでSNSやデジタルなものに詳しくはないので、そこがちょうど祐太郎と合ったな、と思いました。最初に台本読んだときに『これからはモノだけでなくて、データのようなデジタル遺留品が増えていくんだなぁ』と感じたのが、衝撃というか新鮮でした。本当にこういう職業があるわけではないですが、『そうか、そういう時代か!』と思いました」
――山田孝之さんの印象を教えてください。
「山田さんってどこかミステリアスというか、背景が見えにくいじゃないですか。本当に実在しているかもよく分からなくて、それこそデータのような人だと思ってたんです。でも、この作品の撮影ではほとんど2人きりだったので、山田さんの人間味をいっぱい感じることができました。こんなに会話ができるとは思ってなかったです」
――毎回ゲストとして、濃いメンバーが出演しますが、共演されていかがでしたか?
「まさか“ラスボス”といわれる般若さんとあんなところで出会うとは…! けっこう衝撃でしたし、今後のゲストもなかなか出会えない方だらけなので、すごく新鮮でしたね。お芝居も現場の空気も“いる人”で変わるので、ゲストの空気によってその話(回)はできていく。その繰り返しなので、飽きずにやることができました」
――依頼人のデータを死後に消す「dele. LIFE」のような会社が実際にあったら、依頼して消したいものはありますか?
「僕は最近、音楽をやらせていただいており、自分で歌詞を書いたりするんです。ちゃんとエンターテインメントに仕上げた後の歌詞はいいのですが、曲になる前の原型はほとんど僕のポエム。マネージャーにも見せていないんです。それは皆さんに見られたくないですね(笑)」
※番組情報:金曜ナイトドラマ『dele(ディーリー)』
2018年7月27日(金)スタート!【毎週金曜】午後11:15~深夜0:15放送、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)