劇場版「緊急取調室 THE FINAL」最新予告が解禁!脚本の大幅改稿、再撮影を経てさらに進化
『緊急取調室』が12年の時を経てついに完結へ――。2025年10月から木曜ドラマ枠で連続ドラマ・第5シーズンの放送が決定、また『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』の公開日が2025年12月26日(金)に決定した。
劇場版は、主人公の取調官・真壁有希子役の天海祐希を筆頭に、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向文世らお馴染みのメンバーや、杉咲花をはじめとするドラマレギュラーキャスト陣が続投。
さらに劇場版のゲストとして新たに石丸幹二を迎え、同じくゲストの佐々木蔵之介の続投も決定している。
このたび、劇場版の最新予告映像が解禁。
最新予告では、石丸幹二が演じる内閣総理大臣・長内洋次郎と遂に対決。超大型台風が連続発生し、国家を揺るがす非常事態の最中、長内総理は、災害対策会議に10分遅れて到着する。
佐々木蔵之介が演じる暴漢・森下道弘はその“空白の10分”を糾弾し、総理大臣襲撃事件を起こした。
事件の早期解決のために緊急招集された“キントリ”メンバーの取調べに対しても、森下は犯行動機を語らないどころか、「取調室に総理大臣を連れて来い!」と無謀な要求を繰り返す。
森下の取調べが行き詰まるなか、長内総理に“ある疑惑”が浮かび上がり、真相解明のためキントリメンバーは長内総理を取調べるべく動き出すことになる。
「総理を取調べたいんです」――。これまで100人以上の敵を相手にしてきたキントリだが、国のトップである内閣総理大臣を取調べるというのはまさに前代未聞。総理との面会を望む森下の動機とはいったい何なのか? そして、キントリメンバーは難攻不落の内閣総理大臣を“マル裸”にすることができるのか?
予告には、不適に笑う長内総理の姿も。その正体は、正義の英雄か? 悪の暴君か? さらに、超大型台風による大災害が迫り来る様子が圧倒的なスケールで描かれており、国家を揺るがす大事件と台風による非常事態という絶対絶命の状況がキントリメンバーに迫る、まさに最後の闘いにふさわしい緊迫の予告映像となっている。
そして映像の最後には、不敵な笑みを浮かべながら「悪あがきです、最後の」と力強い表情で返す真壁有希子の姿が。果たして、キントリメンバーの運命やいかに。
◆天海祐希・石丸幹二からコメント到着
『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』公開延期発表から1年後の2024年6月に公開に向けた再始動を発表した本作。再始動にあたり、脚本を大幅に改稿し、再撮影に臨んだ。
劇場版でキントリの世界に初めて入った石丸は、
「天海さんをはじめとするキントリチームは素晴らしかった! 皆さん、見事なチームワークで私と向き合ってくれました。温かく落ち着きがあり、微笑みを絶やさず、ほどよい距離感を保っている。お互いへの信頼が底辺にあったうえで撮影に臨まれているのが伝わってくるんです。そんな空気感の中、天海さんが主演として監督と徹底的に話し合っているさまは刺激的で、長内を演じる私の背中をどれほど強く押してくださったことか。これが12年続く“キントリ”なんだと実感しました」
と、天海の座長としての頼もしさを感じつつ、「長内は、キントリに立ちはだかる厚い壁となります。激しくクールな戦いが、チームをどのような終着点に導いていくのか。スリリングな展開をお楽しみいただければ幸いです」と話す。
対して主演・天海は、
「石丸さんの演じる総理大臣との対決では、キントリとしてのプライド、使命、正義をかけ、一丸となり立ち向かいます。なんせ内閣総理大臣ですから。自分達、警視庁の組織の頂点と戦う訳です。それはそれは、様々な葛藤や揺らぎが起こります。石丸さんが内閣総理大臣を演じて下さったおかげで、その信念との葛藤がより深く、より厚くなっているのではないかと思います。石丸さんには、心から感謝しています」
と石丸への感謝を述べつつ、「皆さまをお待たせした分、より楽しんで頂ける作品になっています!」と、脚本のアップデートと再撮影を経て、より進化した劇場版キントリに自信をのぞかせている。
※番組情報:『緊急取調室』
2025年10月スタート!【毎週木曜】午後9: 00~午後9:54、テレビ朝日系24局