ぺえ、“アウティング”で傷ついた女の子に愛ある助言「今は響かないかもしれないけど…」
ぺえ・RIHO(平成フラミンゴ)・稲田美紀(紅しょうが)の3人が、他人から見たら地獄でも本人にとっては“忘れられない甘く沼った恋愛”を語り合う恋愛トークバラエティ『私が愛した地獄』。
8月14日(木)に放送された同番組では、番組に寄せられたお悩み相談にぺえらが“愛あるアドバイス”を送る場面があった。
今回は、“メンズ版恋愛リア”出演で大人気の中井大(ダイ)が登場した。
ダイが出演したのは、男性が恋愛対象のメンズたちによる恋愛リアリティショー。その番組で出会った中西瞬(シュン)と交際しており、現在2人は同棲中とも明かした。
スタジオではダイがシュンの好きなところやケンカの内容、そして現在の悩みを語って盛り上がる。
そんなダイとともに、視聴者から番組に寄せられたお悩み相談に答えることに。
今回のお悩みは、中学3年生の女の子“Aさん”から。最近、同級生の男子に告白されたAさんだったが、彼女の恋愛対象は女の子で、今好きな子もいたため「恋愛対象は女の子だからごめんね」と告白を断ったという。
すると、後日その男子がAさんが同性愛者だと同級生何人かにバラしてしまったそう。そのせいで、Aさんが思いを寄せている女子にも届いてしまい、「Aちゃんってそういう感じなんだ」と引かれてしまう。
Aさんは「告白しよう」「もっと仲良くなりたい」と思っていたわけではなかったそうだが、好きな人に引かれたという事実にショックを受け、「“同性愛者”ということは気持ち悪いことなんでしょうか?」とMC陣に悩みを寄せた。
これにダイは「気持ち悪くないですよね、そんなのは全然違う」とキッパリ。稲田やぺえらも「まず気持ち悪くない」「見てる人たちも全員思ってる」と全力で否定してあげた。
「表からしかわからない部分で、Aさんのことを判断するような人、いなくていい人が勝手に離れてくれたっていう考え方はできる」とポジティブな意見を述べるダイ。
ぺえも「自分の本質を話して、ようやく自分の人生に必要な人が近づいてくれる、近くに集まってくるという感覚は、ダイくんも私もあったよね?」と実体験を語った。
その言葉にうなずくダイは、「大事なことを誰に話すかっていう見極め、信頼できる人にしか言わないようにする」「何でもかんでも言っちゃうと、いらないところで傷つく。僕がずっとそうだったので…」と自身の過去を振り返った。
ここでぺえが、ダイに「(周りの人には)いつ伝えたの?」と質問する。
ダイは「僕は初めては友達で、大学ですごい仲いい子」「家族は僕の中で胸を張って『この人が彼氏です』って言える人ができたら紹介しようって決めてた」と回答。
続けて「20歳のときにできた彼氏を家族のバーベキューに連れてきて『彼氏です』って言って」「それからはやっぱり家族も僕と接しやすくなって、今はもう色んなものが剥げて順風満帆」と胸を張った。
一方ぺえも、「私も“でしょうね”って感じだったね、周りのみんなは。別に言ったところで引かれることもなかった」と自身のカミングアウトを振り返る。
「もちろんそれを気持ち悪がる人もいたんだけど、何も悪いことじゃないという感覚は自分の中にあった」「後ろめたい気持ちを持たずに生きようと思った。そしたらゲイの私を受け入れてくれる環境がいつの間にかもう出来上がってた」と当時の様子を回顧した。
ここで話はAさんの悩みに戻り、「でも『アウティング』っていうのかな。そういうことされた直後だから、一番しんどい時期だし、苦しくてどうしようって思う時期だと思うけど…」「今この彼女には響かないかもしれないけど、“時間”だよね」というぺえのアドバイスに、ダイも大きくうなずく。
さらにぺえは、「今だけを見ちゃダメ。自分の人生のためにあったタイミングだったんだろうなって思えるときも来るだろうから、そのときが来るまでとりあえず生きてください」と自身の経験があったからこそ言える愛のあるメッセージをAさんに寄せていた。
このほか、番組ではシュンからダイへのメッセージも。
ダイの“好きなところ”や“普段は言えないけど伝え居たいこと”を読み上げると、ぺえからまさかの「地獄の要素は?」という言葉が飛び出る事態に。
順風満帆なダイシュンの現在地とは?
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※番組情報:『私が愛した地獄』
毎週木曜深夜2:36~2:55、テレビ朝日系(※一部地域を除く)