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実は少数派!な日本の常識。表札・自販機・高速料金…池上彰が紐解く

7月21日(土)の『池上彰のニュースそうだったのか!!』の2時間スペシャルは、「これって日本だけ?意外と知らない、世界と比べて珍しい日本のこと」と題して放送。

2020年東京オリンピックを控え外国人観光客も増えている今、意外と知らない世界と比べて珍しい日本のことを池上彰の解説で紹介していく。

©テレビ朝日

◆街の風景

●表札

日本では多くの家が名前を書いた表札を出しているが、実は世界でも珍しい習慣だと言われている。では、海外ではどのようにして郵便を届けているのか。そして、個人情報の保護が叫ばれている今、なぜ日本では表札を出すのか?

●自動販売機

日本に来た外国人が感激するもののひとつとしてあげられるのが自動販売機の多さ。海外と比較すると、数こそアメリカが多いものの、年間の売り上げはアメリカを上回っている。そんな日本の自動販売機が海外と比較すると「珍しい」と言われている理由とは?

●高い高速料金

高速道路の料金が高いのも日本の特徴。アメリカやドイツは原則無料、イギリス・フランスなどは有料だが、日本よりは格段に安いという。実は日本の高速道路も無料になるはずだった!? それがなぜ高額になってしまったのか? 高速道路の歴史を振り返りつつ、その理由を池上が解説する。

●信号が世界一多い国?

また、日本は信号機がとても多い国でもある。国の面積で比較すると、密度はイギリスの5倍、アメリカの16倍とも言われているそうだ。なぜ海外には信号が少ないのか。信号機にまつわる疑問点も解説していく。

©テレビ朝日

◆国の仕組みや制度

●元号

世界的に西暦以外の年の数え方をする国は、イスラム教の「暦」を使う中東など他にもある。しかし、こうした「暦」は西暦のように過去の出来事を起点にずっと続いているものであって、「元号」のように君主(日本では天皇のような存在)が変わるたびに年の数え方を変えるのは日本だけだ。そもそも「元号」はどのようにして始まったのか? そのルーツを紐解いていく。

●夫婦同姓~戸籍

夫婦同姓が法律で義務付けられている国は世界でも日本だけと言われている。では、世界ではどうなのか? 実は同姓だけでなく別姓を選べる国が多く、さらには統合姓を選べる国もある?

●働き方

日本人の働き方で欧米の人から「変わっている」と思われることがいくつかある。そのなかのひとつが「正社員」という考え方だ。その正社員の仕事内容が限定されていないことが独特だという。日本の正社員は世界とどのように違うのか?

そのほか、教育や文化・習慣についても海外の人々から不思議に思われている“日本の当たり前”を解説。日本では当然な“謝罪”について、世界との考え方の違いなども紹介される。

※番組情報:『池上彰のニュースそうだったのか!!
2時間SP・これって日本だけ?意外と知らない、世界と比べて珍しい日本のこと

2018年7月21日(土)午後6:56~午後8:54、テレビ朝日系24局