【没後40年】坂本九さんが“未来の娘たち”に書いていた手紙。時を経て届いたメッセージに小泉孝太郎も涙
MCを務める小泉孝太郎&高嶋ちさ子と特別顧問の黒柳徹子が、藤森慎吾の進行のもと“華麗なる一家=プラチナファミリー”の暮らしをのぞき見する『プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』。
本日8月12日(火)は、国民的歌手・坂本九さんがこの世を去ってからちょうど40年。今回の放送では、小泉が坂本さんの妻で俳優・柏木由紀子と娘たちが暮らす自宅を訪問する。
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坂本さんは、『上を向いて歩こう』をはじめ、『見上げてごらん夜の星を』『明日があるさ』『幸せなら手をたたこう』など数々の名曲を世に送り出し、なかでも『上を向いて歩こう』は国内のみならず、世界およそ69カ国でリリースされ、総売り上げ1000万枚以上を記録した世界に誇る国民的歌手。
そんな坂本さんが亡くなったのは1985年8月12日。没後ちょうど40年を迎える今回の放送で小泉が訪れたのは生前の坂本さんも暮らした自宅だ。
白を基調とした洗練された室内は、“明るいリビング”をコンセプトに20年前に建て替えたそうで、坂本さんが暮らしていた当時の面影を残しつつ、自然光が部屋いっぱいに行き届く開放的な空間が広がる。
そして家の中には、坂本さんが使用していたマイクや『上を向いて歩こう』の各国のレコードジャケットなどが飾られた、坂本さんの功績や思い出が詰まったミニギャラリーが。
なかには日本人で唯一アメリカ・ビルボードチャート3週連続1位を獲得した坂本さんが、アメリカでミリオンを達成した際の記念レコードも。
実は、そんな世界中から愛される名曲が知れ渡ったのが、黒柳と共演した伝説の番組『夢であいましょう』(NHK)だった。
坂本さん、黒柳をはじめ、渥美清さん、田辺靖雄たちが歌やコント、トークなどを繰り広げ、構成作家は永六輔さん、音楽は中村八大さんという、後に各分野で一時代を築くメンバーが集結したバラエティ番組の先駆けとなるこの番組のなかで、坂本さんが歌ったことをきっかけに大ヒット。やがて海を越え、世界中で愛されるまでに至ったのだ。
当時を振り返る黒柳は、「弟のような存在」と語る坂本さんとの思い出を語るとともに、『上を向いて歩こう』にまつわる意外なエピソードも披露する。
当初、坂本さんの特徴ある歌い方に、作曲した永さんは不本意であることを口にしていたのだが、大ヒットしたことで渋々諦めたそうで…。
そんな坂本さんと黒柳の思い出が詰まった番組の映像や、アメリカでの坂本さんの人気ぶりがわかる当時の貴重映像も披露する。
◆小泉純一郎と坂本九さんの意外な繋がり
輝かしい功績を残してきた一方で、自宅には家族を何よりも大切にしてきた坂本さんの一面がわかる思い出の品々も残されていた。
そのなかには、坂本さんへ娘たちが贈ったという曲も。それは父の日にプレゼントした『パパ大好き』という曲で、坂本さんを思いながら当時8歳と5歳の娘たちが柏木と一緒に作詞し、柏木が作曲したもの。
その当時に娘たちが歌ったその曲を聴いた小泉は、「こみ上げてくるものがありますね」と言葉を詰まらせる。
そんな坂本さんファミリーの深い愛と絆は、思い出のアルバムからも伝わる。多忙な日々を過ごすなかでも家族との時間を大事にし、毎年訪れていたというハワイ旅行をはじめ、家族でさまざまな場所を訪れていたという坂本さん。
そのかけがえのない瞬間が収められたアルバムを見た小泉は、父・小泉純一郎と過ごした幼少期と重なったようで、忙しいなかで一緒に過ごしてくれた父との思い出を披露しつつ、「僕も父が写真を撮ってくれていて、今でもこういう風にアルバムに残っています」と語る。
そんな小泉の父・小泉純一郎と坂本さん・柏木夫妻にはある縁があることが判明。柏木が小泉に見せたいものがあると披露したのは、小泉純一郎と一緒に写る坂本さんと柏木の写真。一体どのような繋がりがあったのか?
◆孝太郎が涙…手紙に込められたメッセージ
坂本さんの生前から家族とも深い親交があった黒柳は、坂本さんが亡くなったあと家族に寄り添い、柏木は黒柳に助けられたと明かす。
「『いつでもいいから、夜中でもいいから、悲しいときは電話してきて』と、おっしゃってくださって。実際に夜中にお電話をしてしまったり、何度もお電話をして話を聞いていただいたりして、すごく支えてもらってます」と語る柏木。
一方の黒柳も「ずいぶん悲しかったと思います。2人でよく話しましたけど、乗り越えてくださって、子どもたちも大きく育ってよかった」と話す。
そんな黒柳は、電話でだけではなく、何通もの手紙を介して、その想いを柏木たち家族に伝え続けていた。その手紙は今も柏木のもとで大切に残されている。
現在シンガーソングライターとして活動する長女・花子、そして元宝塚歌劇団所属の次女・舞子も「親戚のおばさまのごとく頼らせていただいて…親身になって寄り添ってくださいました」と感謝しつつ、黒柳との微笑ましいエピソードも明かす。
柏木は、大切に保管している坂本さんや黒柳からもらった数々の手紙のなかで、亡くなった坂本さんから娘たちに届いた手紙を披露する。
それは坂本さんが未来の娘たちに宛てた手紙で、亡くなる4カ月前の1985年4月に書かれたもの。時を経て2001年に届いたというその手紙を目にした小泉は、坂本さんが込めた想いを感じて、思わず涙――。
娘たちに宛てた手紙に書かれていた坂本さんのメッセージ、そして娘たちが父・坂本さんに抱く想いとは?
坂本さんや柏木たち家族を見守ってきた黒柳は、最後に坂本さんと交わした会話を明かすとともに、涙をこらえながらその深い思いを語る。
※番組情報:『プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』
2025年8月12日(火)よる7:00〜、テレビ朝日系24局
※『プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』は、TVerにて無料配信!(期間限定)
※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回を配信中!