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カンニング竹山、借金500万の“クズ芸人”から立ち直った理由「弁護士をつけずに自分の力で…」

さまざまな人の本音に対し、本音で斬り込む、赤裸々音声バラエティ『耳の穴かっぽじって聞け!』。

8月11日(月)に放送された同番組にはカンニング竹山が出演。借金地獄を味わった芸人の本音を語った。

壮絶な借金生活を明かした竹山。精神的に疲弊し、「今日で芸人を辞めよう」というところまで追い詰められたという。

「20代の10年間はギャラなんて稼いだこともない“自称芸人”だった」と下積み時代を振り返った竹山。カンニングを結成して3年目に、初めて所属した事務所から素行不良を理由に解雇される。仕事もなく、腐りかけた芸人生活を送る一方で、「芸人がまともにアルバイトなんかできるか」とアルバイトも中途半端だったという。

そんなとき、当時の相方が交通事故を起こし50万円が必要になってしまう。何も工面できないまま数日経ったある日、相方がスポーツ紙の消費者金融の広告を見て簡単に50万円を借りられたと報告してきた。「それを見て、もちろん私は“俺も俺も!”となり、その足ですぐに消費者金融を何社か回り、金を借りまくった」という竹山。「金なんか売れたらナンボでも返せる。当時はこれが芸人だ!最高じゃねーか!と心から思いました」と今では考えられないような心境だったそうだ。

借りた金で気が大きくなると、金遣いも荒くなり、当然借金は返せない。実家や恋人に無心をし、家賃や光熱費も滞納。借金は500万円まで膨れ上がり、そのうち借金取りが来るため自分の部屋にも帰れなくなったり、借金取りがいて家を出られないため窓から逃げ出してライブに向かったりしたことも。竹山は「クズ芸人生活を送っていた」と自嘲する。

竹山は「精神的にも参っていたので、今日で芸人を辞めようと突然思い、最後にアドリブでブチギレてめちゃめちゃやって辞めようと相方と決めた」と赤裸々に明かす。それが客には受けなかったが袖にいた他の芸人に受け、そこからすべての流れが変わっていったそうだ。

キレ芸に出会ったのはただの幸運だったが、そこで開き直って仕事ときちんと向き合い、人生を精算するつもりで必死にやっていったという竹山。その後、弁護士をつけずに、自分の力で債務整理を行ったそう。

「今になって考えると、自分が起こした過ち、その精算を自分の力でやり切ったのが良かったのだと思う」と振り返ると、「面倒だったけれど、何回も裁判所に通って、調停委員の方に本気で怒られて、本気で泣いた。そこまでしてようやく“悪いことしたな”“間違った人生歩んでたな”と気づくことができた」と語った。

番組ではこのほか、MCのウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶが自身や先輩芸人の借金事情についてトーク。井口が明かした爆笑問題・田中裕二の借金時代のエピソードとは…。

※『耳の穴かっぽじって聞け!』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

※番組情報:『耳の穴かっぽじって聞け!
毎週月曜深夜1:58~、テレビ朝日(関東ローカル)

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