たんぽぽ白鳥、俵万智の“育児短歌”に号泣…「すごい救われたんです」今でも暗唱できるほど心に残る歌
藤本美貴&横澤夏子がMCを務める家事育児特化型バラエティ『夫が寝たあとに』。
8月5日(火)に放送された同番組には、歌人の俵万智、鷲見玲奈、たんぽぽ・白鳥久美子が登場。学生時代から『サラダ記念日』を読んできたという白鳥が、子どもができてから読み返したときに、俵の育児短歌に救われたというエピソードを明かした。
【映像】出演者も「すごい!」俵の歌を完璧に暗唱するたんぽぽ白鳥
前回の同企画では藤本と横澤が“育児短歌”に挑戦したが、今回は2人に加えて鷲見と白鳥も夏の育児短歌を発表。白鳥は家庭で流しそうめんをした際のひとコマを歌にした。
歌で詠まれた情景の描写もさることながら、添削した俵は「上の句で情景を描写したあとに、(下の句で)ツッコミが入る構成がいい」と称賛。「さすがお笑いの人」との評価に、白鳥はうれしそうな表情を見せた。
白鳥は「私は俵さん世代なので、『サラダ記念日』読んでました」と告白すると、育児を始めてから読み返したときに、心に残った歌があると明かす。
それは「親は子を 育ててきたと 言うけれど 勝手に赤い 畑のトマト」という歌だった。
白鳥がこれを暗唱し始めたところ、俵も一緒になって声を出し、2人そろって朗詠。俵は「うれしい!まるごと覚えてくださって」と感激した様子。一言一句間違わずにそらんじた白鳥に藤本も「すごい!刺さってる!」と驚いていた。
「“なんとか育てなきゃ”と全部自分で背負うのではなく、トマトって放っておいても赤くなりますよね」と歌の意図を語った俵。「親は育つのを手伝っているだけで、子どもは赤くなるようにできてると思う気持ちも大事かな」とも続ける。
白鳥は「大人になって、子育てを始めて読み返したとき、号泣ですよ」と明かすと、「何かあるたびに、“勝手に赤い畑のトマト”と思い返して日々乗り越えていた。すごい救われたんです」と振り返った。
番組では、視聴者から寄せられた短歌からも俵が選出した7首を紹介。はたして、どんな短歌が選ばれたのか?
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※番組情報:『夫が寝たあとに』
毎週火曜深夜0:15~、テレビ朝日系列(※一部地域を除く)