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父から子へ――“究極の至宝”を託す歴史的瞬間!「能」を守り続けてきた一家にバラエティ番組が初密着

父から子へ――“究極の至宝”を託す歴史的瞬間!「能」を守り続けてきた一家にバラエティ番組が初密着

MCを務める小泉孝太郎&高嶋ちさ子が、藤森慎吾の進行のもと“華麗なる一家=プラチナファミリー”の暮らしをのぞき見する『プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』

本日8月5日(火)は、石原良純と小泉孝太郎が日本津々浦々の名所を訪ねて日本の素晴らしさを探求する知的バラエティ『日本探求アカデミックバラエティ 火曜の良純孝太郎』との合体2時間スペシャルで放送される。

『プラチナファミリー』では、世界最古の舞台芸術と言われ、ユネスコ無形文化遺産にも登録された世界に誇る日本の伝統芸能「能」を、初世・観阿弥、二世・世阿弥から代々受け継いできたプラチナファミリー・観世家に迫る。

能楽最大流派・観世流の宗家である父・観世清和のもと芸を磨き、室町時代より650年以上続く伝統文化を継承する若きプリンス・観世三郎太の知られざる暮らしとは?

◆神聖な自宅の稽古場へテレビ初潜入!

室町時代より観阿弥・世阿弥が築いた伝統芸能「能」を守り続けてきた一家・観世家に、バラエティ番組としては初めて完全密着する。

洋風の邸宅で迎えてくれたのは、5歳で初舞台を踏み、能楽師として芸歴20年。能の未来を担う期待の星・観世三郎太と、父で二十六世の観世宗家・観世清和。

全国に900人以上の門弟がいる能楽界最大の流派・観世流の宗家とあり、さぞかし厳格な人物かと思いきや、実はテレビ朝日のドラマがお気に入りだと饒舌に語る意外な一面をのぞかせる。

ドラマを楽しむ際も宗家ならではの視点で視聴しているようで、「虚構の世界なのに信憑性がある。僕らもそれを求めていて、能も様式美の中で真実性というのがないとダメなんです。先代から教わったものをただコピーしてやっていては“木偶の坊”になってしまいます」と語る。

日本文化の第一人者でありながら、今なお向上心を持つ宗家は、観世家の応接室に掲げられた「文化功労者顕彰」や「フランス芸術文化勲章シュヴァリエ」も、ある思いで飾っているという。

先祖・世阿弥が遺した奥義書『風姿花伝』に書かれている言葉に通ずるその思いとは?

応接室には天皇陛下から授与された「紫綬褒章」も。実は、天皇陛下と宗家は小学校の同級生だったそうで、「恐れ多いことですが、『竹馬の友』」だと明かし、当時の貴重なエピソードも披露する。

さらに自宅の地下にある、能楽師以外の人が立ち入ったことがないという禁断の空間へ潜入。

そこは、以前別の場所にあった旧観世邸から移築したという神聖な「稽古場」。立派な老松が描かれた鏡板をはじめ歴史を感じさせる厳かな雰囲気に包まれる稽古場の横には、道具を収納する場所が。

能に欠かせない扇は300~400本ほど収められており、そのどれもが芸術品。その中には、三郎太が先代から「大事な舞台のときに使いなさい」と受け継いだ、現代の技術では再び作ることが難しいとされる超貴重な扇も。

そんな自宅の稽古場で行われる稽古の様子も見せてもらえることに。宗家のもと、ただならぬ緊張感を漂わせながら稽古する三郎太の姿に、小泉と高嶋は圧倒されながらも引き込まれる。

観世家に生まれ、日々稽古を積み20年以上芸の道を歩んできた三郎太は宗家を継ぐ者として期待がかかるが、三郎太は「簡単に継げるものでは決してない」といい、その思いを語る。

また宗家によると、世阿弥も後継者に対してある思いを抱いていたことを明かす。

◆お宝が眠るお蔵をテレビ初披露!

観世家が受け継いできたものは、芸だけではない。それが、芸とともに650年という長きにわたり大切に引き継いできた装束や能面など秘宝の数々だ。

それらが眠る観世家の蔵に、テレビカメラが初めて潜入する。

空調やセキュリティーなど最新鋭の設備が整う近代的な建物の蔵には、厳重に保管されている数々のお宝が収められており、なかには鎌倉時代に作られ観阿弥・世阿弥が使っていたという能面や、徳川家康公から先祖が拝領した反物で作られた装束など門外不出の貴重な品々が。

その装束は観世の家元が“ここ一番”という翁を演じる際に着るそうで、三郎太は「舞台上で見ると、持っているパワーがものすごくて、家元しか使っていないということは、この装束に対抗できる技術がある人が、今、家元しかいないということでもある」とやがて受け継ぐ者としての強い思いを口にする。

そんな三郎太に、宗家が突然「見せたいものがある」と“とんでもないお宝”を目の前に持ってくる。宗家が父から「いつ何時でも、火事や災害があったときにはこの風呂敷包みを持って一目散に避難しろ」と言われて受け継いだもので、宗家が三郎太に託す思いとともに初披露される。

初めて目にするそのお宝に、三郎太は「先祖代々、命よりも大事にしてきたもの。その重さをしっかりと受け止めて、自分だけではなく、次の世代、またその次の次の世代にも繋がっていくように、しっかりと守っていかないといけないのだなと思いました」と決意。

そんな貴重な瞬間を目撃した小泉は、「すごい瞬間に立ち会いましたね」と感動する。はたして伝統芸能一族が代々受け継いできた何よりも大切なお宝とは、どのようなものなのか?

※番組情報:『プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見
2025年8月5日(火)よる7:00〜よる8:10、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)

※『プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見』は、TVerにて無料配信!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回を配信中!

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