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“ポツンと一軒家”で常に笑顔の住人女性。しかし…苦労が絶えない半生にスタジオも涙ぐむ

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

7月27日(日)は、ゲストに安藤優子と村上佳菜子を迎えて放送される。

群馬県の深い山奥に、ポツンと一軒家を発見。

木々に埋もれるように緑色の屋根が確認できるが、周囲に田んぼや畑らしきものは見当たらない。集落からもかなり離れており、衛星写真では建物までの道もないように見える。

まだ雪が残る季節に捜索隊が向かった最寄りの集落はすでに標高が高い場所。そこで発見した男性に衛星写真を確認してもらうことに。

男性からは「このあたりに民宿があるんですよ」と、意外な情報が飛び出す。どうやら1日1組限定で予約制の民宿があるというのだが、たどり着くまでは道がかなり複雑のよう。

すると男性が「ついてきますか? そのほうが早いですし(笑)」と親切にも案内役を買って出る。

集落からどんどん山奥へ入っていくと、車を停めた男性から「ここから先は、車に傷がつくかもしれないので、歩いていくといいですよ」と教わる。

そこはまだ雪の残るかなり荒れた山道。捜索隊が「獣が出てきそうな道ですね」と慎重に進んでいくと、民宿の看板と大きなログハウスが見えてくる。

しかし、訪れた日はあいにく不在で、看板に書かれていた電話番号へ連絡。再訪問の約束をした捜索隊は、2カ月後にあらためてこの地へと再訪することに。

再訪した日は雪どけしており、のどかで新緑が美しい景色が広がっていた。そこで出迎えてくれたのは笑顔が印象的な56歳の女性だ。

ここは、ペンション兼住居とのことで「私ひとりでの運営なので1日1組貸し切りでやっています」という。リピーターの客が多く、年内の土日はすでに満室なのだとか。

常に穏やかな笑顔を絶やさない女性に話を聞いていくと、苦労が絶えない半生だったことが判明する。

病気がちな母とともにこの地に1000坪ほどの土地を購入し、母が図面を手掛けたログハウスを建てた女性。だが、その母も23年前に他界し、現在は90歳になる伯母のお世話をしながら、ペンションを切り盛りしているという。

「良き友であり、良き仲間であり、何でも話すことのできた母親でした」と、柔和な笑顔で話す女性にとって、このペンションは大切な母の形見のようなもの。

手入れの行き届いた客室に、自宅玄関の増設、手作りのコース料理も、最初は未経験からはじめたそうだ。「やらないで後悔するよりは、どんなことでも楽しんでやってみることから」と、今は亡き母とともに楽しみながら築き上げてきたという。

安藤は「最初から最後までずっと笑顔でいらっしゃって…。その笑顔を見ているだけで本当に幸せな気持ちになれる、すごい方だと思いました」と感服。VTRの途中で涙ぐむほど感動していた村上も「ペンションもお料理も素敵で、お会いしたくなりました」と女性の人柄に惚れ込んでいたよう。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2025年7月27日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット

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