水谷豊、俳優は「いつ辞めてもかまわない」と思っていた。ブレークから『相棒』まで…その足跡を語る
有働由美子がMCを務める『有働Times(タイムズ)』。
7月6日(日)の90分スペシャルでは、有働キャスターによる深掘りインタビュー企画「レジェンド&スター」の第5弾が放送される。
「レジェンド&スター」は、それぞれの世界で功績を残した人物や、第一線で活躍中のスターに有働キャスターがじっくりインタビューする特別企画。自身の半生で得た教訓や理念、将来の目標のほか、これからの世代に伝えたいメッセージなども聞き出していく。
黒柳徹子、王貞治、松井秀喜、川淵三郎に続く第5弾ゲストは、俳優生活60周年を迎えた水谷豊。『相棒』シリーズをはじめとする数々のドラマ、映画で大活躍してきた水谷だが、実は「『いつ辞めてもかまわない』と思いながら俳優を続けてきた」と明かす。
その唯一無二の俳優人生に有働キャスターが迫る。
◆“伝説のドラマ”から『相棒』まで!
子役時代を含めると、今年で俳優活動60周年となる水谷。しかし、実はこれまでずっとアルバイト感覚で俳優を続けてきたと話す。
「19歳のとき、この世界を一度、辞めたんですね。普通の世界というか、何か“自分の世界”を探しますと言って、(関係者に)挨拶して…」と振り返る。
だが大学受験に失敗しアルバイトをしなければと思っていたところ、芸能界を辞めたことを知らないプロデューサーから声をかけられ、「どうせバイトやるんだから…まぁ知っている世界だしいいかと思って…」と、バイトのつもりで再び演技の世界へ。
ブレークのきっかけは、萩原健一さんと共演した伝説のドラマ『傷だらけの天使』(1974~1975年/日本テレビ)。演じた乾亨(いぬい・あきら)が萩原さん演じる主人公・木暮修のことを切なげに呼ぶ「アニキ~」は当時の流行語にもなったが、独特の口調はどこから生まれたのか、意外な誕生秘話を語る。
その後、ドラマ『熱中時代』(1978年~/日本テレビ)では、それまでの不良役や犯人役とは真逆の熱血教師を演じて国民的大ヒット。しかしそんなときでも「自分にはもっと合う世界がある」と考え、俳優という仕事には固執していなかったと振り返る。
さらに、シリーズが誕生した2000年から25年にわたって演じ続けてきた『相棒』の杉下右京についても言及。水谷が安心して右京を演じられる理由とは? 右京というキャラクターに対する信頼感も打ち明ける。
水谷豊がこれまでの足跡について語る、超貴重なロング対談。水谷が追い求めてきた“自分の世界”とは、どんなものだったのか?
※番組情報:『有働Times』90分スペシャル
2025年7月6日(日)よる8:56~10:30、テレビ朝日系24局
※『有働Times』は、TVerでもリアルタイム配信!