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ヒット曲の立役者“トラックメイカー” Snow Manの楽曲でも使われる秘技にスタジオ衝撃「いやぁすごいね」

今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックといった“マニアックな知識”までを掘り下げる『EIGHT-JAM』。

6月22日(日)の同番組では、トラックメイカー特集が放送された。

『EIGHT-JAM』でも度々話題に上がる“トラックメイカー”。

実は今、ヒット曲を生み出すのに欠かせないと言われるのがトラックメイカーの存在。

例えば、Creepy Nutsの『Bling-Bang-Bang-Born』はDJ松永がトラックメイカーとして、R-指定とともに楽曲を制作。全世界総再生回数8億回を突破する大ヒットとなった。

そんなトラックメイカーとは、ヒットの裏で何をしているのか?

そこで今回は、ドラマ主題歌やCM音楽などを幅広く手掛け、MPCプレイヤーとして初の武道館公演を成功させたSTUTS。自身の楽曲も作りながら、数々の人気アーティストに楽曲提供も行うtofubeats。LEXや、BAD HOP、JJJなど様々なラッパーの曲を作り、ヒップホップシーンを代表するトラックメイカー・KMの3人がスタジオに登場。楽曲制作のウラ側について実演を交え詳しく解説した。

そもそも、ボーカルの入っていない楽曲だけの状態を「トラック」と呼ぶ。トラックメイカーはそれを制作する役割を担っており、tofubeatsは「ざっくり言うと作曲家」と語る。

トラックメイカーの仕事は多岐にわたり、時には伴奏だけでなく、プロデューサー的な立場から曲全体の仕上げまで任されることもあるそうだ。

そんなtofubeats のデビュー曲は、耳に残るメロディーが特徴的な『水星 (feat. オノマトペ大臣)』。

この曲では、トラックメイカーが用いるある手法が効果的に使われていたが、それが「サンプリング」。これは既存の曲の一部を使って別の曲を作る手法で、トラックメイカーの代表的な仕事のひとつだ。

昨年、Snow Manはモーツァルトの代表曲をサンプリングした『EMPIRE』をリリースした。原曲のリズミカルなメロディーをノリノリなJ-POPへと昇華させている。

tofubeatsいわく、『水星』では今田耕司のユニット・KOJI 1200の『ブロウ ヤ マインド 〜 アメリカ大好き』をサンプリングしていると話す。

原曲のイントロを抽出→コピーしてループ→ラップをのせる、といった工程を行うと、原曲とはまったく異なる曲に! スタジオでは「いやぁすごいね」と驚きの声が上がる。

また、tofubeatsは「いわゆるモロネタ。あまりにそのまますぎて少々ちょっと下品というか。やりすぎな行為とされておりまして…」といい、メロディーを弾き直し、アレンジを追加したという。

この制作秘話にトークゲストのアンタッチャブル・山崎は「作曲家にはないトラックメイカーならではの仕事」と感心していた。

このほか、売れっ子トラックメイカー3人が、SUPER EIGHTの楽曲『LIFE ~目の前の向こうへ~』のRemixを制作! 三者三様のアレンジに注目だ。

※『EIGHT-JAM』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも配信中!

※番組情報:『EIGHT-JAM
毎週日曜 午後11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)

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