新生ジャンポケの漫才、まったく笑わず厳しく評価した先輩芸人に…太田「逆にうれしい」
近藤千尋がMCをつとめる、本人が“見たいけど見られなかった瞬間”を覗き見する番組『わたし界隈 オーダーメイド・ドキュメント』。
6月20日(金)深夜に放送された同番組には、ゲストとしてジャングルポケットの2人、太田博久とおたけが登場した。
太田にとっては妻・近藤千尋がMCをつとめる番組とあって、冒頭、近藤から「嫁の冠番組。どういう心境?」と聞かれると、太田は「複雑以外の何ものでもないよね」と答えてスタジオを笑わせる。
今回番組では、2人になった“新生”ジャングルポケットの再出発である「ルミネtheよしもと」でのコンビとしての初ライブを“見ていた人”に密着。
太田とおたけがライブを見てほしいとリクエストしたのは、東京ダイナマイトのハチミツ二郎だ。
太田は「二郎さんは“芸人がおもしろいと思う芸人”の最たる存在」と評し、おたけも若手の頃から何度も東京ダイナマイトのDVDを見て勉強してきたという。
そんなジャングルポケットにとって憧れの大先輩であるハチミツ二郎は、現在週3回の人工透析をうける闘病生活をおくり、日々の移動は電動車いすでおこなっている。
今回は、ふだんは寝ている時間ということで「いい迷惑です」と言いながらも、ジャンポケの2人のため夜のライブに足を運ぶことになった。
ライブがスタートし、ジャングルポケットの登場の瞬間こそ舞台に手を振って楽しそうにしていた二郎だったが、いざ2人の漫才が始まると真剣な表情に。そして、一切笑うことなくステージを見続ける。
ただし、これは事前の“予告”通りで、二郎はライブ前、
「見る側がどうしても(3人から)1人抜けたと思っちゃうから、そことの戦いにはなりますけど、2人になってどういうバランスになってるのか気になってた。それもあって、今日見に行くのを引き受けた」
と、体調がすぐれなくても駆けつけた理由を明かし、続けて、「1回も笑わないかもしれないですけど、それが普通です」と話していた。
そうして、表情を崩すことなく“新生”ジャングルポケットの漫才を見終えた二郎。終演後2人に会うと、今回の漫才の感想について「2回戦だな」と一言。“M-1グランプリ2回戦レベル”という意味だ。
非常に厳しい感想となったが、太田はこれを「いまの僕らには、だいたいみんな優しくしてくれるんですけど、二郎さんは“2回戦レベルだよ”って。逆にそれがうれしくて。いや、そらそうだよなって」と振り返る。
そしておたけも、厳しい評価だけでなく細かいアドバイスももらえたことに感謝していた。
また番組では、ハチミツ二郎ともう1人、ジャングルポケットにとって“恩人”といえるある人物がライブを見ていた様子にも密着。二郎とは対照的な見方をしていたその人の姿に、ジャンポケの2人は思わず「うれしい」と笑顔をこぼれさせる。
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※番組情報:『わたし界隈 オーダーメイド・ドキュメント』(バラバラ大作戦)
毎週金曜 深夜2:43〜3:00、テレビ朝日(※関東ローカル)