日韓クリエイター共同制作の完全オリジナルドラマ『魔物（마물）』。

本作は、愛と欲望にまつわる過激なテーマをセンセーショナルに描くラブサスペンス作品。孤高の弁護士・華陣あやめ（かじん・あやめ）を麻生久美子が演じ、魅惑的な既婚者・源凍也（みなもと・いてや）を塩野瑛久が演じてきた。

6月13日（金）に放送された最終話では、第1話から度々描かれてきたあやめ（麻生）の裁判の内容がついに明らかに。意外な被害者や犯人に驚きの連続のラストとなっていた。

（以下、最終話のネタバレがあります）

【映像】「ごめんね…」と謝る凍也だったが

◆源凍也、衝撃の最後

最終話では、ついに今まで度々描かれてきたあやめの裁判の全容が判明。殺人事件の被告人となったあやめは「私は、源凍也を…殺していません」と訴え、前回あやめと対面した凍也が、その後亡くなったことが明かされた。

そして物語は、前回あやめと凍也が対面した場面へ。

これまで自分を陥れてきた女性たちへの怒りですっかり“魔物化”した凍也は、あやめに牙をむき容赦なく暴力を振るった。鏡の破片を突きつけられ命の危機に瀕したあやめは必死に抵抗してなんとか凍也を気絶させる。

しかしそこに、暴力を振るわれてもなお凍也に依存している彼の妻・源夏音（北香那）が現れる。倒れた凍也と血塗れのあやめを見た夏音は、「やめて！　凍也に触らないで！　私たち家に帰るの」と鏡の破片をあやめに向けた。

それでもあやめは動揺することなく、凍也の手足を拘束し、「ここで彼を止めないと」と夏音を説得する。あやめの言葉を受けた夏音は鏡の破片を離し、あとは警察と救急車が来て凍也が連行されればすべて終わるように思われた。

しかし、あやめが警察を呼びに離れている間に、凍也が目覚めてしまう。

凍也は夏音に弱々しく「ごめんね…」と謝り、拘束を解いてほしいと頼んだ。凍也が「早く帰ろう、2人だけの場所に」と手を出すと、夏音はこれまでの凍也との日々を思い出し、その拘束を解いた。

ところが、夏音はすかさず凍也の首を絞め、彼を手にかける。いちばん凍也に依存していた夏音が犯人、という驚愕の真相となっていた。

さらに終盤では、ある登場人物が最大の嘘をついていたことも判明し…!?

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※番組情報：『魔物（마물）』