“最大の嘘つき”判明に衝撃走る!ドラマ『魔物』最終話ラスト7分でまさかの真実
日韓クリエイター共同制作の完全オリジナルドラマ『魔物(마물)』。
本作は、愛と欲望にまつわる過激なテーマをセンセーショナルに描くラブサスペンス作品。孤高の弁護士・華陣あやめ(かじん・あやめ)を麻生久美子が演じ、魅惑的な既婚者・源凍也(みなもと・いてや)を塩野瑛久が演じてきた。
6月13日(金)に放送された最終話では、あやめ(麻生)と制御不能な“魔物”と化した凍也(塩野)が対峙した。そしてすべての決着がついた後、ラスト7分でまさかの真実が判明する。
(以下、最終話のネタバレがあります)
◆「ときには手段を選ばなかったことも…」
暴力を繰り返す凍也を、彼の妻・源夏音(北香那)と共謀して警察に逮捕させたあやめ。しかし、すぐに釈放された凍也は、これまで自分をハメてきた女性たちへの怒りを増幅させていた。
前回放送の第7話のラストでは、凍也が恨みを抱いていた実業家・最上陽子(神野三鈴)の家を訪問。あやめが陽子の家に駆け付けると、階段から転落してきた陽子は「あの男が…私を突き落とし…」と訴える。あやめは上の階に急ぎ、そこで凍也と対面するのだった。
続く最終話では、凍也は「一番悪いのはあやめだよね」とあやめに襲いかかった。完全に“魔物化”した凍也に命を脅かされたあやめは、必死に抵抗してなんとか彼を気絶させる。
するとそこに夏音が現れ、倒れた凍也を見た彼女は動揺した様子であやめに鏡の破片を向けた。
それでもあやめは冷静で、「彼は陽子さんを殺そうとした。あなたを殺しかけて、私も殺そうとしてた。ここで彼を止めないと」「なぜここに来たの? 彼がいると思わずに、また逃げてきた。そうでしょ?」と夏音を説得。
夏音は鏡の破片から手を離し、あやめは「警察と救急車を呼ぶ。そうすればすべてが終わる。もう大丈夫だから」と優しく彼女に語りかけた。
しかし、警察を呼んでいる間に夏音が凍也を手にかけてしまい、凍也は衝撃の終わりを迎えることに…。
その後の裁判で夏音は罪を認め、殺人の容疑が晴れたあやめは務めていた法律事務所を辞めて新しい道を歩み始めていた。
階段から転落した陽子も命は無事で、自身と夫について赤裸々に綴った自伝を出版。「夢を叶え、成功するため、これまであらゆる努力をしてきました」とスピーチの練習をしていた。
すると陽子は「ときには手段を選ばなかったことも…」と続け、凍也に襲われた日のことを回想。
凍也に口を塞がれ追い詰められた陽子だったが、そこにあやめが到着しチャイムが鳴る。凍也が玄関を見るため離れると、陽子はすかさず立ち上がり、一度見たら忘れられない、まるで凍也を挑発するような笑みを浮かべて自ら階段から転落した。
ラスト7分で明かされた、陽子のこの衝撃の嘘。凍也自身、罪を重ねていたとはいえ、“陽子が突き落とされた”ということもあやめや夏音と決裂する一因だったと思うと、真の魔物が誰だったのか思わず考え込んでしまう展開となっていた。
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※番組情報:『魔物(마물)』