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沢尻エリカ、ドラマ『ハゲタカ』に出演!主演・綾野剛と3度目の共演

この夏、綾野剛を主演に迎え、権力に立ち向かうひとりの男の姿を描いていく痛快なエンターテインメントドラマ『ハゲタカ』。そのヒロインとして、沢尻エリカが出演することが決定した。

テレビ朝日系連続ドラマ初出演となる沢尻が、芸能生活20年という節目の年にこれまでにない役柄に挑戦する。

©テレビ朝日

◆沢尻エリカ、“ハゲタカワールド”へ!

2018年7月期にテレビ朝日で連続ドラマ化される真山仁氏の傑作小説『ハゲタカ』。同作は、伝説の「企業買収者」鷲津政彦が“ハゲタカ”と激しいバッシングを受けながらも不良債権を抱えた“大銀行”や経営不振の“名門企業”へ次々と買収劇を仕掛け、鮮やかに勝利していく様を描きベストセラーとなった作品だ。

買収のスペシャリストが、対象企業を誰よりも徹底的に調べ上げ、丸裸にし、闘いに挑む――そんな圧倒的なカリスマ性で突き進んでいくダークヒーロー・鷲津の姿は、サラリーマン層だけでなく多くの女性たちをも虜にした。

本作で沢尻が演じるのは、ホテルウーマンの松平貴子。日光にある名門ホテル「日光みやびホテル」のオーナー一家に生まれながらも、大学卒業後は東京にある大手外資ホテルでフロントマネージャーを務めている。そして、そんなときに鷲津(綾野剛)と出会う。

不思議な縁で結ばれた貴子と鷲津は、後日意外な場所で再会。物語全編を通じて、買収者・鷲津の最強の敵へと成長していくことになる。

一本通った芯を持つ女性・貴子。若いながらも冷静沈着なホテルウーマンとしてタフに鷲津と渡り合うしなやかな女性を、沢尻がどのように体現するのか? 沢尻が描き出す強く美しい女性の活躍に注目だ。

 

◆3度目の共演となる綾野剛との新たな化学反応に期待

主演の綾野と沢尻は、今作が3度目の共演となる。2012年に公開された映画『ヘルタースケルター』、そして2015年公開の映画『新宿スワン』と、どちらも衝撃的な題材と鮮烈なビジュアルで観客に強烈なインパクトを与えた。

そして『ハゲタカ』では一転、企業買収者とホテルウーマンという、まったく違った関係性で視聴者の前に登場。

沢尻自身も、「今回はこれまでにないくらい真面目な役どころなので、最初のシーンでは逆にふたりで恥ずかしくなってしまった」と、これまでの作品とは一線を画す役どころに戸惑いつつも、新鮮な気持ちで作品に向き合っている様子。「お互いに意見を交換しながら撮影を進めている」そうで、この作品で綾野と沢尻が起こす新たな化学反応には期待が高まるばかりだ。

©テレビ朝日

◆沢尻エリカ(松平貴子役) コメント

「『ハゲタカ』は誰もが知るヒット作品。お話をいただいたときは『あの“ハゲタカ”か!』と驚きました。ただ私自身、金融・経済といったジャンルの作品をやらせてもらったことがなかったので少しだけ不安もありましたが、一生懸命頑張って『ハゲタカ』の色に染まっていけたら、と思っています」

――沢尻さんが演じる松平貴子という女性について
「貴子は物事を『これ』と決めつけるのではなく、オープンマインドにいろいろなことを考えられる視野の広い女性、という印象です。包容力があって優しいけれども芯が通っていて、彼女なりの“正義”をしっかりと持っています。私自身もストレートな気持ちでぶつかっていきたいという人間なので、役としっかりと向き合って演じていきながら、貴子なりの“正義”をしっかりと見出していきたいと思います。

貴子は第1話ではホテルマン、以降の変化をどうつけようかと思案していたときに、綾野剛さんが『エリカはこの髪型がいい!』という提案してくれたんです。貴子は“綾野プロデュース”による髪型になっています(笑)」

――綾野剛さんとの共演について
「綾野さんとの共演は今回が3回目です。綾野さんはすごくお芝居に貪欲な方。作品ごとに現場での雰囲気も全然違うんです。役者としても素晴らしい方なので、尊敬しています。作品のことを第一に考え、監督さんやスタッフ・キャストとディスカッションをしながら『みんなで作品を作っていこう』という意識がすごく高いので、綾野さんに任せて、それについて行きます!

綾野さんとのお芝居のときはお互いに意見を交換しながらやるのですが、今回はこれまでにないくらい真面目な役どころなので、最初のシーンでは逆にふたりで恥ずかしくなってしまったりして…(笑)。プライベートも知っている間柄な分、こんなに違うとびっくりしてしまいますよね。今まで表現したことのないお芝居や掛け合いが多いので、いい緊張感もありつつ、とても新鮮な気持ちでご一緒しています」

――今年、芸能生活20年を迎えて…
「今年でちょうどこのお仕事を始めて20年になります。振り返れば長いようで短いような…。始めた頃は将来のことなんて考えていない小学生でしたので、今こんな風にお仕事をさせていただいているのが不思議な気持ちです。

20年間、いろいろありましたけど、楽しかったです。いろんな現場を通して吸収できて、成長できて、お芝居が好きだということを実感できた20年でした。

常にお芝居においては、自分の色を出すのではなく、その作品と役柄、そして監督のディレクションに染まり、そのなかで自分を表現していきたいと思っています。作品が変われば、現場の作り方やお芝居の進め方も違ってきますので、実は今でも新人の頃のような感覚を持っている部分も…。緊張もしますし、奥深いな、っていつも思っています」

――20年という節目の年に『ハゲタカ』という作品に出演することについて
「20年というのはひとつの区切りになる節目の年ではありますが、その年に『ハゲタカ』という作品に出会えたことも大きな出来事でした。これまでは人間味があったり、破天荒だったり、という役柄が多かったので、『ハゲタカ』はわたしにとって珍しいテイストの作品。まさに新たな一歩という気がしていますし、とてもやりがいを感じています」

――20年を過ぎた来年以降への思いは…
「このような恵まれた環境でお芝居をさせていただいているのはありがたく、さらに上に行けるようにお芝居を磨いていきたいという気持ちです。歳を重ねるにつれて表現の仕方も変わり、演じられる役も変化してきました。今作での貴子という役も今だからこそ演じられる役だと思います。精一杯この作品に染まっていいドラマを作っていけたら、と思いますし、20年を過ぎた来年以降もまたさらに進歩を止めず、成長していきたいと思っています」

※番組情報:木曜ドラマ『ハゲタカ
2018年7月スタート! 毎週木曜よる9:00~9:54、テレビ朝日系24局