6月8日（日）の『新婚さんいらっしゃい！』に、番組史上初、海を越えてアメリカから新婚夫婦が登場する。

3月下旬、番組の出場者募集フォームにてアメリカからの応募が。

さっそくリモートでオーディションをしてみると、日本生まれ日本育ちの妻は、劇団四季でも活動経験のあるミュージカル俳優。夢を追いかけ、11年前に本場ニューヨークへ。毎年100本ほどのオーディションを受け、これまでに30本以上のミュージカルで役を勝ち取ったという。

一方、ニューヨーク出身の夫は、14歳の頃からエンジニアとして働き、現在は不動産系の会社で最高技術責任者を務めている。妻に見せてもらった『新婚さんいらっしゃい！』に対する夫の感想は、「クレイジー（やばい）」。

番組に関して「ラブラブで全体的にかわいい」と語る2人ももちろんラブラブで、打ち合わせ中もイチャイチャしまくり。実はそのとき、1カ月以上にわたる新婚旅行で日本にいたため、今回の出場にこぎつけた。

そんな2人の出会いは、2年前のニューヨーク。妻がミュージカルの活動をしながらオンラインで日本語講師を務めていたところ、講師登録数3000人以上のサイトの中から選んでくれたのが夫だったという。

夫が「プロフェッショナル、スマート、ビューティフル」と感じたプロフィール動画をスタジオでも公開。MC2人も「この先生に習いたい」と大絶賛だ。

そこから週1回のオンラインレッスンが始まるも、シャイすぎる夫は「かわいいからドキドキして話せない」とド緊張。レッスンの中で日本のお祭りについて話したことがきっかけで、ニューヨークで毎週のように開催されている「ジャパンフェス」に妻が夫を誘う。

その際に初めて対面した2人。夫のことを「素敵」だと感じた妻に対し、夫も「目も鼻も黒髪もすべてが美しかった」と思いを寄せる。

その後、夜景が美しいクルージングデートへと発展し、妻は期待してドキドキしていたものの、「見た目はハリウッドなのに、中身は日本人奥手男子」な夫は、手をつなぐこともなく、その日を終えてしまう。

デート前、実は「日本人付き合う　告白」で検索し、「私にとってあなたが完璧です、付き合ってください」というセリフを家で練習していたものの、不発に終わってしまった。

結局、先生と生徒の関係が続くなか、夫がノースダコタに転勤することに。お互い心に蓋をしてレッスンを続けていた7月頃、七夕を題材にした授業で、妻が「短冊に何の願いを書きますか？」と夫に訊ねたところ、「ノースダコタに来てほしい」というまさかの回答が。

真意がわからず悶々としていた妻だったが、夫が帰省してきた夏休み、「どう思っているんですか？」と詰問。すると夫がついに「ずっと好きでした」と告白し、晴れて先生と生徒から恋人同士になった。

こうして8カ月の交際を経て結婚。日本で行われた披露宴では、新郎新婦2人によるミュージカルも披露された。

その演目は、夫の名前と同じ「ハミルトン」。まさに2人の関係を表したかのような渾身のミュージカルがスタジオで再現され、全員が大感動する。

※番組情報：『新婚さんいらっしゃい！』
2025年6月8日（日）午後0：55～午後1：25、ABCテレビ系列全国ネット