世の中の“妙にひっかかること”を論じて、偉大な哲学者ニーチェのように“それっぽい言葉”を残す番組『永野＆くるまのひっかかりニーチェ』。

6月4日（水）に放送された同番組は、前回に引き続き活動を自粛していた令和ロマン・髙比良くるまの“復帰回”となった。本音をさらし合って、ようやく本来の調子を取り戻した2人だったが、ふと永野がくるまのことを疑いはじめ…。

【映像】突然髙比良くるまの顔を調べ始める永野

“不祥事を起こして復帰した若手芸人は明るく振る舞うと思っていた”永野は、活動自粛の傷を隠そうともしないくるまに当初戸惑っていた。しかし、お互いに本音をさらけ出した熱い抱擁を交わすと、ようやく2人はこれまでのようなテンションで話し始める。

くるまが番組に復帰したことで「撮り溜めていたものが全部使えるようになった」と三谷紬アナが報告すると、永野は「しばらく過去映像が流れるけど、今の視点でみてほしい」と視聴者に“谷に落ちる前のくるまの姿を楽しんでほしい”と訴えた。

これにくるまも「『スター・ウォーズ』みたいな順番で流れるってことですか？」とツッコむと、「かっけえな！そんな深夜番組あるかよ！」「闇落ちする前の話が、あとに流れる」と続ける。さらに現在の自分をダース・ベイダーになぞらえ、「アナキン（・スカイウォーカー）時代が流れるの恥ずかしい」と笑った。

この話が盛り上がると、永野はくるまを指差しながら「お前、わかってやったんだろ。天才だな。“スペースオペラ”にするために一度いなくなったんだ」と茶化した。

そんななか、ふと永野が「オレはなんかまだ疑ってるんだよな、くるまのこと」とつぶやく。「全部計算なんじゃないか。俺たちは手のひらの上なんじゃないかと思ってる」と妄想を口にした永野に、くるまは「ないです」と呆れる。

しかし、永野は真顔で「オレ陰謀論にハマってるから」と、とんでもないことを口にした。三谷アナが「絶対だめ！」と叫ぶなか、永野は「さっきから何かあるのよ、ここに…」とくるまの首筋を指すと、「これくるまじゃないかもしれない。マスクだろ？」と立ち上がって顔を触り…。

このボケにくるまも「ゴムマスクじゃないです！本格的な陰謀論者じゃないですか、“ゴムの人”は」とツッコミ。三谷は「こわいー！」と嫌そうな声をあげていた。

その後、永野は正気に戻ったように「嬉しくて、一緒にいるのが。幸せだなって」と、改めてくるまの番組復帰を噛みしめるように喜んでいた。

番組の最後には、初めて映画監督に挑戦した永野が珍しく告知をする場面も。そのあと「何か告知ありますか？」と振られたくるまが発した一言に、スタジオでは拍手が起こり…。

※『永野＆くるまのひっかかりニーチェ』最新回は、TVerにて無料配信中！（期間限定）

※動画配信プラットフォーム「TELASA（テラサ）」では過去回も含めて配信中！

※番組情報：『永野＆くるまのひっかかりニーチェ』
毎週水曜深夜1：58～、テレビ朝日（※関東ローカル）