寺島進、吉田羊とのアドリブ楽しむ!主演作『再捜査刑事』共演者たちへの感謝
2010年に第1弾が放送されて以来、8年にわたって支持されてきた人気ミステリー『再捜査刑事・片岡悠介』。その第11弾が、5月27日(日)に「日曜プライム」で放送される。
これまで同作で主人公・片岡悠介を演じてきた寺島進が、作品への思いや撮影秘話を語った。
◆寺島進、2時間ドラマ初主演(2010年)を振り返る
同作は、警視庁の“お荷物”部署・再捜査班に追いやられた“鼻つまみ者”の刑事・片岡悠介が、過去の未解決事件の謎に挑むシリーズ。
最新作では、12年前に天才バレエ少女を襲い親友の母を殺した恐るべき殺人犯の正体を追う…というストーリーが展開。悠介ら再捜査班刑事たちの執念の捜査と最新の科学鑑定が、12年前の驚きの真相を暴き出していく。
◇
実は、『再捜査刑事・片岡悠介』は、寺島にとって2時間ドラマの初主演作でもあった。寺島は「2010年、この『再捜査刑事・片岡悠介』で初めて2時間ドラマで主演をやらせていただくことになって、“座長”としての責任感をすごく感じたことを覚えていますね」と当時を振り返る。
また、「片岡悠介は素晴らしいキャスティングに支えられてきたなと思っています。キャストの方に支えられていることを痛感しているので、毎回、オレ主催で“お疲れ様会”をやっているんだよ」と、レギュラー陣への感謝を口にした。
◆2人の間に何が!? 吉田羊とのアドリブ芝居とダンスシーンに注目
そして最新作では、吉田羊演じる科捜研研究員・一二三祐希と悠介の関係に、驚きの“進展”があるのも大きなみどころだ。
そんな2人のシーンの撮影秘話を聞くと寺島は、「吉田羊さんは、反射神経の素晴らしい女優さん。科捜研のシーンは1カットで“長回し(※カットを入れず長い時間、カメラを回し続けること)”が多いんだけど、羊さんとだからこそ面白おかしくできるんだよね。今回もアドリブを入れて楽しくやりましたから、見てのお楽しみ!」と吉田の演技を絶賛しながら、「しかし、一二三はずーっとオレに“気”があったんだろうねぇ…(笑)」とニヤリ。
いったい今回、悠介と一二三の間に何が起きるのか?
さらに今回は、悠介がダンス教室に通うシーンも! 寺島は「ダンス教室のシーンは、ちょっと照れくさかったね。金子くんがすごく飛び跳ねてやっていたから、それに合わせてつられてやりました。華麗なダンスシーンにもご注目…ということにしておこうか(笑)」と苦笑いを浮かべながら、みどころを語った。
複雑に絡み合う過去と現在の事件の謎はもちろん、寺島をはじめとする豪華キャストたちの熱演は見逃せない!
◆寺島進 コメント<全文>
――『再捜査刑事・片岡悠介』は寺島さんにとって初の2時間ドラマ主演作だったそうですが、シリーズが支持されてきた理由はどこにあると思いますか?
「2010年、この『再捜査刑事・片岡悠介』で初めて2時間ドラマで主演をやらせていただくことになって、“座長”としての責任感をすごく感じたことを覚えていますね。ぜんぶ背負わなければならないから、けっこう座長って大変だな、と痛感しました。
この『再捜査刑事』の魅力は、共演者! キャストがみんな、明るくていいよね。レギュラー陣のあめくみちこさん、原沙知絵さん、金子貴俊くん。吉田羊さん、そして母親役の吉行和子さん…。素晴らしいキャスティングに、片岡悠介は支えられてきたなと思っています。特に毎回、金子くんの説明ゼリフの長さには助かっているよ! あとは、伊藤寿浩監督がみんなのキャラクターを生かしてくれることにも感謝しています」
――レギュラーキャストのみなさんとのエピソードを教えてください!
「キャストの方に支えられていることを痛感しているので、毎回、オレ主催で“お疲れ様会”をやってるんだよ。誰だって、ひとつ仕事が終わったら、ホッとするじゃない? やっぱりみんなに助けられているという感謝があるから、自腹を切ってでもねぎらいたいんだよね。その会では、芝居談義はほとんどしないよ。ただただ楽しく、明るく、『お疲れ~!』という感じですね」
――悠介はどんな刑事だと考えて演じていらっしゃいますか?
「義理人情に厚くて、正義感が強い。勘も優れていますが、粘り強く、“足”で稼ぐ刑事だね。やっぱりどんな仕事でも、手間暇かけなくちゃいけないってことだね。あとは恋に関しては、ちょっと勘違いしちゃうところがあるよね(笑)」
――ご自身と役柄がシンクロするところは?
「父親を早くに亡くし、ご先祖様を大事に思って仏壇にお参りするところは自分とシンクロしますね。あとは、母親に頭が上がらないのは同じかな(笑)。エッ!? 惚れっぽいところ…? そこのところは、オレはもう落ち着いたね。家族を持っている身ですからね!」
――最新作では吉田羊さん演じる科捜研研究員・一二三祐希との関係に急展開が…!? そのシーンの裏話を教えてください!
「吉田羊さんは反射神経のいい女優さん。科捜研のシーンは1カットで“長回し”が多いんだけど、羊さんとだから面白おかしくできるんだよね。たとえばやり取りをするなかで『ここのセリフはぜんぶ私がしゃべっちゃうからね』なんて、そういう臨機応変さが素晴らしくて、今回の微妙なシーンも、“任せたぞ”という気持ちで臨みました。アドリブを入れて楽しくやりましたから、見てのお楽しみ! しかし、一二三はずーっと俺に“気”があったんだろうねぇ(笑)」
――ダンス教室のシーンもあったそうですが…?
「ちょっと照れくさかったね。いままでない、初めてのシーンだったからね。金子くんがすごく飛び跳ねてやっていたから、それに合わせてつられてやりました。やっているというより、やらされたって感じかな…。まぁ、芝居は呼吸だからね! 華麗なダンスシーンもご注目…ということにしておこうか(笑)」
――最新作の第11弾のみどころを教えてください!
「『再捜査刑事・片岡悠介』は、素晴らしい個性の集まり。それぞれのキャラクターが映えているので全編、集中して見ていただきたいですね。監督の演出でわかりやすく丁寧に過去の事件の謎をひも解いていくので、みなさんに楽しんでいただけると思います!」
※番組情報:日曜プライム『再捜査刑事・片岡悠介』
2018年5月27日(日)午後9:00~午後10:52 、テレビ朝日系24局