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プロたちが語る、サザンオールスターズが“スター”であり続けるワケ 国民的なのに挑戦的…すべてを「分からせない」スゴさ

今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックなど“マニアックな知識”までを掘り下げていく『EIGHT-JAM』。

4月6日(日)の同番組では、「サザンオールスターズ特集」の後編が放送された。

日本を代表するバンド・サザンオールスターズ。今回番組ではその中心人物、桑田佳祐へのインタビューを敢行し、これまでテレビでほとんど語られていなかった貴重な話が数多く飛び出した。

スタジオには、楽曲のアレンジや演奏で長年携わり桑田が絶大な信頼を寄せる片山敦夫と曽我淳一に加え、いきものがかり・水野良樹、動画クリエイター・みのが登場。

さらに、サザンオールスターズをリスペクトするアーティストたちにそのスゴさについてアンケートを実施したところ、「楽曲の幅広さ」との声が多数寄せられた。

サザンオールスターズにはJ-POPを代表する名バラードもありながら、ボブ・ディランを彷彿とさせる楽曲や、テンポが速く変則的なドラムとベースが特徴の「ドラムンベース」が取り入れられた楽曲も。

最新アルバム『THANK YOU SO MUCH』には、洋楽のトレンドを取り入れた楽曲と話題の『ごめんね母さん』。西アフリカで2000年代以降に進化した「アフロビーツ」を取り入れた『史上最恐のモンスター』など、これまでのサザンオールスターズのイメージとは違う楽曲も収録されている。

そんな彼らのスゴさについて、水野はこのように語る。

「クレージーキャッツ、ザ・ピーナッツ、美空ひばり、長嶋茂雄…。そういった存在と同じように“国民的”という枕詞をつけられるにふさわしい唯一のバンドでありながら、デビュー以来、いまだに挑戦的な姿勢で録音物が作られていて、音源には『なんでそんなことしているんですか?』の驚きが常にある。ずっとリスナーに『分からせない』部分がある。その矛盾を内包させるのがスーパースターとしての強度になっているのだと思います」(水野)

国民的なのに挑戦的…リスナーにすべてを「分からせない」スゴさこそが、彼らがスターであり続ける所以だと話す。

一方、桑田本人に「曲の幅広さは狙って作っている?」との質問をぶつけると…。

桑田は「我々って重みがない。カリスマ性と無縁なところにある。主流、本流、王道になりえないというのを感じてやっていた」と謙遜しつつも、自分たちができることを考えた結果「なるべくバリエーションを増やす。ひいては新曲(を作る)」といった答えに行き着いたと明かした。

このほか、桑田は「アルバム16作の中で、キャリアのポイントとなったのは?」「サザンオールスターズを、桑田佳祐自身はどう評価する?」などの質問にも答えている。

そして桑田が語る、“バンドが長く続く原動力”とは?

※『EIGHT-JAM』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも配信中!

※番組情報:『EIGHT-JAM
毎週日曜 午後11:00~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)

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