剛力彩芽、『家政夫のミタゾノ』参加に不安抱くも…松岡昌宏の言葉で解消
4月20日(金)に1年半ぶりの復活をはたす金曜ナイトドラマ『家政夫のミタゾノ』。
松岡昌宏扮する女装した家政夫・三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマだ。
そんな同作に新たに参加することになった剛力彩芽に、作品や撮影について話を聞いた。
◆「半年ぶりのお芝居が新鮮」
剛力が演じるのは、三田園薫も所属する「むすび家政婦紹介所」の新人家政婦・五味麻琴(ごみ・まこと)。
麻琴は純粋で人を信じやすい性格で、破天荒な行動を繰り返す三田園に振り回されてばかり。派遣された家庭の秘密を覗き見てはその家を崩壊させようとする三田園だが、麻琴はそれを制止しようと毎回奮闘する。
そんな麻琴に扮する剛力に、“三田園”との共演や撮影での苦労について聞いてみると…。
剛力:「難しいかなと思ったんです、撮影に入る前は。相手が三田園さんですし、計画を立てたというか、『ここはオーバーにリアクションをとる』とか『ここは落ち着いたほうがいいかな』とかいろいろと考えました。
でも、そもそも三田園さん自体が不思議な存在、不思議な空気をまとった存在じゃないですか。だから、私が作り過ぎていってしまうと2人がただ変な感じになっちゃうのかなと思ったので、なるべくその時々の素直な反応をしています。そのほうが麻琴らしいなって今は思います。
撮影に入るまでのほうがいろいろ悩んでいました。シリーズものに途中から入るということで、前シリーズの空気感・雰囲気を壊さないかなという心配もあったんですけど、松岡さんが『新しい風として楽しいこといっぱいやろう』『現場で出てきたものをどんどん言ってっていいからね』と言ってくださっていて、すごくやりやすいです」
――麻琴を演じていて、楽しさや新鮮さを感じることはありますか?
剛力:「私、お芝居自体が去年の夏以来なんですよ。半年空くというのはおそらく初めてなので、今はお芝居をすること自体があらためて新鮮です。『どうやって台本覚えてたかな?』『ドラマの現場ってどうやるんだっけな?』『感覚取り戻せるかな?』とか、そこからまず新鮮で、お芝居していて純粋に楽しいです。
松岡さんとご一緒するのも6~7年ぶりなので、『昔と比べたらちょっとお芝居成り立ってるかな?』なんて思ってます(笑)」
◆剛力彩芽の料理事情
剛力演じる五味麻琴は、子沢山の大家族の長女として弟と妹たちを世話してきた苦労人で、そのぶん家事スキルには自信があるという役どころ。特に、庶民的な食材で高級食材を再現する能力に優れている。
ということで、剛力自身の料理事情についても聞いてみた。
剛力:「料理は好きです!一応なんでも作れます。最近は“時短”を意識して、効率よく家事をやってみることに挑戦してますね。
でもこの間、家でひとりでごはんを食べるときに『よし!20分で作ってみよう』って目標を決めてみたんですけど、結局30分かかりました。やっぱり20分は難しいんだなって(笑)」
――第1話では、「バニラアイスにコーヒーと醤油をかけて特製アイスを作る」という“麻琴レシピ”が登場するようですね。こういう料理を作ることはありますか?
剛力:「私自身はまだやったことないんですけど、今後も(劇中で)そういう料理がいっぱい出てくると思うので、それは楽しみですね!」
――実践する視聴者の方もたくさんいそうですね。ちなみに、三田園はドラマの中で家庭の“根深い汚れ”までもスッキリと落としていきますが、剛力さんがいまスッキリ落としたいことは?
剛力:「いま、髪切りたいですねぇ。だいぶ伸びちゃったので。これはもう、伸びてる状態なんです。長いんです!」
最後に剛力は、ドラマ『家政夫のミタゾノ』の魅力や楽しみ方を語ってくれた。
剛力:「三田園さんは、人や家庭の裏を暴いて秘密も覗き見しまくっているのに、なんか好きになってしまう、なんでこんなに憎めないんだろう…という人ですよね。あの個性的なキャラクターは、松岡さんだからこそ成り立ってるんだろうなとも思います。
そんな三田園さんに麻琴は振り回されるんですけど、素直に笑えて、人間的な部分で意外と考えさせられたり、うるっときたりもして…。視聴者の皆さんにも、麻琴と一緒に振り回されながら楽しんでもらえたらいいなと思います!」
※番組情報:『家政夫のミタゾノ』
2018年4月20日スタート!毎週金曜日よる11:15〜0:15、テレビ朝日系24局(※一部地域で放送時間が異なります)