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プロが解説…“ディズニーの音楽のココがスゴイ”!メロディーが登場人物の心情を描く『美女と野獣』の名曲

今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックなど“マニアックな知識”までを掘り下げていく『EIGHT-JAM』。

3月23日(日)の同番組では「ディズニー音楽特集」が放送された。

今回スタジオには清塚信也、伊東えり、島津綾乃の3名が登場。多くの人に愛されるディズニー音楽の魅力を音楽のプロたちが歌とピアノで実演解説した。

番組では、プロたちが選ぶディズニーの名曲集を紹介。名曲に隠された“スゴさ”を熱く語った。

ディズニーアニメーション『美女と野獣』のプリンセス・ベルの声優や『メリー・ポピンズ』、『ムーラン』などの日本語吹替声優でもある伊東は『美女と野獣』の『愛の芽生え』を選出した。

伊東にいわく、歌のメロディーが登場人物の心情を描くというこの曲。

そもそも『美女と野獣』は、魔女の呪いで獣の姿にされた王子が住む城にベルが住み込みで奉公をすることに。そんななか、最初は野獣の要望と気性の荒さに恐れを抱いたベルだったが、森の中で命を救われたことから野獣の優しさに触れ、次第に心を通わせていくシーンで歌われる名曲が『愛の芽生え』だ。

この曲について、伊東はこのように語っている。

「歌い出しの音飛び(音程の上下)がいろんな出来事があって、2人の揺れ動く心を描いているよう。そこから気持ちが広がっていき、愛が芽生えていく心情が緻密に描かれている楽曲だと思います」

そして清塚は、曲冒頭の「見かけは意地悪よ」のフレーズではメロディーの高低差で、ベルの“裏腹なウキウキ感”を表現していると説明。「『意地悪よ』の歌い方が上手!」と伊東の歌唱力も絶賛する。

さらに、この日はスタジオで伊東が『愛の芽生え』を清塚とのスペシャルセッションで生披露する一幕も。トークゲストのアイナ・ジ・エンドは「私シャウトしないように歌うのがいつも必死だったんですけど、こんなに綺麗な歌声で、本当に学びしかないです」と感動していた。

また、ディズニーの公式ピアノ・アルバムもリリースしている清塚が注目したのは、メロディーラインで空飛ぶ浮遊感を表現しているという『アラジン』の『ホール・ニュー・ワールド』。

「まるで“魔法の絨毯”に乗っているようなメロディーライン。実はどのメロディーラインも一音たりとも同じ音が連続せず上下にゆらゆらしているように作られていて、魔法の絨毯が風に揺らぎながら飛ぶ情景を描いているようで素敵です」と熱弁する清塚。

さらに、「サビまではずっとメロディーラインが下降しているが、サビに入るとメロディーが駆け上がる。身分などを超えて結ばれたい、2人の想いがメロディーで表現されています」と続け、多くの人々の魅了する『アラジン』の名曲のスゴさを解説した。

このほか、ディズニー音楽の歌唱の秘密も続々と明らかに! そして実写版『白雪姫』の日本語吹替版完成までの裏側なども公開されている。

※『EIGHT-JAM』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも配信中!

※番組情報:『EIGHT-JAM
毎週日曜 午後11:00~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)

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