最終回残り2分で驚異の伏線回収!第1話の「あの人だったの!?」朱肉がついた意外なアイテムにツッコミ<プライベートバンカー>
資産家一族の“金”にまつわる問題に切り込む痛快マネーサスペンス『プライベートバンカー』。本作では、大富豪の資産を守るためなら“何でもやる”凄腕プライベートバンカーの主人公・庵野甲一を唐沢寿明が演じてきた。
3月6日(木)に放送された最終回では、天宮寺一族の相続バトルがいよいよ決着。物語は大団円で幕を閉じかけたが、ラストで庵野(唐沢寿明)と“意外な人物”の接点が明かされ…。
驚愕の結末に、SNS上では「ラストでそうきたか」「プライベートバンカー恐るべし」といったコメントが続出した。
(※以下、最終回のネタバレがあります)
◆主人公がすべての黒幕!?
前回、相続をめぐる家族の醜い争いを目の当たりにし、失望を露わにした天宮寺アイナグループ社長・天宮寺丈洋(橋爪功)。
続く最終回では、現在のように大金に振り回され続ける富豪一家になる前の生活こそが幸せだったと考えた丈洋が、自身の資産で公益財団法人を設立し、一族が資産を相続できない状況を作り上げた。
さらに庵野が天宮寺アイナグループの株の過半数を取得し、天宮寺一族にクビを宣告。丈洋は一族経営を脱するため、後継者に「だんごの鶴松」の二代目社長としても奮闘していた庵野の助手・飯田久美子(鈴木保奈美)を指名した。
これに対し、妻の美琴(夏木マリ)を筆頭とした天宮寺一族の面々は反発。しかし、「みんな再出発しよう」と真剣に訴える丈洋に心を動かされ、最終的には同意した。
こうして天宮寺一族が家族の幸せを取り戻しハッピーエンドで終了…と思いきや、物語にはまだ続きが。
ラスト2分を切ったところで、庵野がある男性と会っているシーンが始まった。
「これであなたのお好きな『だんごの鶴松』を持続的な企業へと成長させられました」と話しかける庵野。その相手は、これまで「だんごの鶴松」の常連客として何気なく登場していた京極(五頭岳夫)だった。
さらに庵野は、京極に「今『だんごの鶴松』を買い取れば、もれなく天宮寺アイナグループもついてきます。京極様、いかがなさいますか?」と持ちかけ、これまでの出来事はすべて計画されたものだったことが判明。
この取引を京極は受け入れ、“天宮寺家の資産を包括的に移譲”と書かれた契約書に、指輪として付けていた印鑑を捺印する。
ずっと丈洋のプライベートバンカーとして描かれてきた庵野の真の主が明かされる衝撃のラストは鳥肌モノだ。
なお、第1話の京極の登場シーンでは、久美子が「また朱肉ついてる」と彼の指輪を拭くシーンが伏線としてさり気なく仕込まれていた。
最後まで驚きが詰まった展開に、SNS上の視聴者は「普通のおじいさんじゃなかったの!?」「伏線回収が鮮やかすぎ」「庵野が超恐ろしい人だってわかって鳥肌たった」「どんでん返し最高」と盛り上がっていた。
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※番組情報:『プライベートバンカー』