34年ぶり映像化のドラマ『探偵物語』、オテンバな二階堂ふみの華やか衣装
テレビ朝日の日曜よるに新しく誕生する新枠「日曜プライム」。4月8日(日)、その第1弾としてドラマ『探偵物語』が放送される。
1983年に公開され、興行収入51億円の大ヒットを記録した薬師丸ひろ子と松田優作による映画『探偵物語』。今回は斎藤工と二階堂ふみを主人公に据え、34年前のドラマ版以来の映像化が実現した。
ドジの連続で崖っぷち状態の探偵・辻山秀一(斎藤工)と、彼がボディーガード兼お守りを請け負うことになったオテンバお嬢様・新井直美(二階堂ふみ)が織りなす“5日間のミステリー&ラブロマンス”。
恋愛と殺人事件という2つの基軸が放つドキドキ感をポップでオシャレな色彩でコーティングした本作では、オテンバお嬢様・直美が少女から大人へと少しずつ成長していく様子も見どころだ。
◆二階堂ふみの衣装に注目
今回、そんなお嬢様・直美を演じた二階堂ふみ。本作の原作者、ベストセラー小説家・赤川次郎のファンだという彼女は、撮影を振り返って以下のようにコメントしている。
二階堂:「小学生のときに赤川次郎先生の小説が大好きで、よく読んでいたんです。初めて読んだ長編小説も赤川先生の作品でした。なかでも『探偵物語』は映画も小説も拝見していて、好きな作品です。
撮影に入るにあたっては特に何かを準備することはせず、自然体のままで臨みました。印象的だったのは衣装チェンジの回数(笑)。今回はお嬢様役ということで、いろんなお洋服を着させていただいたので、着替えるたびに皆さんをお待たせして申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
でも、衣装が変わるとまた新鮮な気持ちにもなりますし、斎藤さんにも華やかだとおっしゃっていただき、光栄です。
赤川先生の作品ならではのスリルやコメディー感を自分なりに噛み砕いて表現できたらな――そう思って、今回は撮影に取り組みました。皆さんにもぜひ楽しんでいただければ、と思います」
二階堂が自然体で演じるオテンバお嬢様ぶり、そして彼女の“華やか”な衣装の数々にも注目したい。
◆あらすじ
ある夜、浮気調査をしていた貧乏探偵・辻山秀一(斎藤工)は、調査対象の決定的瞬間を激写する。ところが運悪く、自分のパンツを盗撮されたと誤解したお嬢様大学生・新井直美(二階堂ふみ)ともみ合っているうちに、カメラのSDカードが破損。せっかくの飯の種がおじゃんになったばかりか、クライアントにも激怒され、散々な目に遭ってしまう。
そんな辻山を、直美の家で長年働いている家政婦・長谷沼君江(夏木マリ)が訪ねてきた。君江は直美の無礼をわびると同時に、直美のボディーガード役を依頼。なんでも、直美はニューヨーク留学まであと5日だというのに、来る日も来る日も夜遊びに興じているらしい。しかも、最近は元カレ・三好斗真(稲葉友)にも付きまとわれているというのだ。結局、辻山は5日間限定でボディーガードを引き受けることに。楽勝な仕事だと高をくくり、ちょっぴり生意気でオテンバな直美と行動を共にし始める。
ところが…ある一本の電話によって事態は急変する!
電話の主は、辻山がまだ刑事だった6年前にある事件を一緒に捜査していた刑事・高峰清人(吹越満)。なんと辻山の元妻・本宮幸子(長谷川京子)に、暴力団組織との関わりも噂される「国崎興産」会長・国崎成道(國村隼)の跡取り息子・八代和也(山本剛史)を殺害した容疑がかかっているというのだ。
しかも、幸子は辻山と別れた後、国崎と和也の両方と男女の関係にあったというではないか! 半信半疑の辻山だが、幸子は逃亡中で、真実は闇の中。そんな中、憎き幸子を殺そうと行方を追っている国崎が、辻山に接触してきて…!
一方、辻山から一部始終を聞いた直美は興味津々。自分たちで真犯人を見つけ、国崎からも命を狙われる身となった幸子を助けてあげよう、と言い出す。完全に直美のペースに巻き込まれた辻山は、一緒に事件の真相を調べることに。その矢先、第2の殺人事件が起こってしまう――。
※番組情報:「日曜プライム」ドラマスペシャル『探偵物語』
2018年4月8日(日)午後9:00~午後11:05放送、テレビ朝日系24局