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“ポツンと一軒家”住人のドラマのような人生ストーリー。養子として迎えられた男性の物語に感動

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

3月2日(日)は、ゲストに荻野目洋子と杉本哲太を迎えて放送される。

岡山県で木々に埋もれるように建つポツンと一軒家を発見。

衛星写真では一軒家へと続く道が確認できないほど深い山奥のよう。捜索隊は最寄りの集落の軒先で作業中の男性を見つけると、さっそく衛星写真を確認してもらうことに。

その男性は一軒家に心当たりがあるようだが、住人は数年前に他界されたそう。ただ「今は息子さんが帰ってくることもあると思うんですが…」と、家は息子の手で管理されているらしいとのこと。

「一軒家までの山道はかなり狭くて険しいので、普通車ではまず無理ですね。途中からは歩いていくことになります…」とかなり困難な道のりのようだ。そんななか、男性は親切にも「途中までご案内しますよ」と名乗りを上げてくれた。

集落を後にして山へと向かうトンネルを越えると、そこから先は男性が先導する軽トラックでさえギリギリ通れるような細い山道が続いている。

さらに道が険しく、細くなったところで軽トラックが停車。男性は「ここから1キロほど進んだ先です」と語りつつ、一軒家まで徒歩で案内を続けてくれることに。

険しい急坂が続く山道に、「登り坂がキツくて…息が上がります」と、捜索隊にとってはもはや登山。そんな険しい山道を徒歩で登り切った先、立派な石垣の上に建つ一軒家がついに姿を現す。

今は亡き住人の息子に連絡を取り、後日あらためてこの地へと訪れた捜索隊。すると、現在の一軒家の主である82歳の男性が「とうとう(番組に)見つかりましたか(笑)」と笑顔で出迎えてくれた。

数年前に104歳で亡くなったという父がひとりで山を切り拓き、石垣を築き上げて建てたという一軒家。男性は片道2時間の道のりを、毎週のように通い続けているのだとか。

実は1歳のときに実父を亡くし、養子としてこの地へと来たという男性は、中学を卒業した後に養子であることを聞かされたそう。

そして、養子として迎えてくれた両親が、愛情を注いで育ててくれたことが男性から語られる。まるでドラマのような人生エピソードの数々に、スタジオは静かな感動に包まれていく。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2025年3月2日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット