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“ポツンと一軒家”まで妻が押しかけて結婚した夫婦。捜索隊を笑顔で迎え「ついに見つかったか!」

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

2月2日(日)は、ゲストに神保悟志と村重杏奈を迎えて放送される。

和歌山県の深い山の中で広く切り拓かれた敷地にある建物を発見。敷地沿いには大きな川が流れており、衛星写真を見ると巨大な農場のようにも見える。

捜索隊は最寄りの集落へと向かい聞き込み調査を開始。すると、衛星写真を確認した72歳の男性が大きくうなずきながら「わかった!わかった!」と心当たりがあるよう。

「ここはブルーベリーを作っている農園ですよ。100パーセント間違いない」と断言。地元の人によるお墨付きの情報を元に、捜索隊は深い山の中にある一軒家を目指す。

集落を後にすると、トンネルとトンネルの間に山へと入っていく道が見つかる。車一台がやっと通れるほどの狭い道で、山深い道が続く。その先、急こう配の坂道を下っていくと、衛星写真に写っている建物が見えてくる。

そこで迎えてくれたのは、「ついに見つかったか!という感じです」と笑う40歳の妻と、草刈り作業中の47歳の夫。話を聞けば、ここはブルーベリーの観光農園で、南高梅なども育てているのだという。

観光シーズンは夏だが、「自然は待ってくれないので」と話す男性。秋から冬季にかけては、剪定作業や草刈りなど作業が多く、麓の集落にある自宅から毎日夫婦で通っては、ブルーベリーの世話をしているのだという。

両親がこの地で始めたブルーベリー農園を守る男性。母は6年前に亡くなり、93歳になる父も2年ほど前に大病をしてからは介護施設へ入所し、今は夫婦二人で農園を営んでいるという。

二人の出会いは14年ほど前。もともと農業や田舎での生活に興味を持っていた妻が、友人に連れられてこの地を訪れたのがきっかけだった。

「ブルーベリー農園に独身の男性がいると聞いて、会いにいって…そのまま押しかけて結婚しました」と笑顔で振り返る妻。現在は結婚して13年目、3人の子宝にも恵まれた。

「今はまだ子どもたちが小さいので難しいですが、ゆくゆくはこの地に転居して、ゆっくりと過ごしたいですね」とほほ笑みながら語る夫婦の姿が印象的だ。

スタジオで家族の暮らしぶりを見守っていた神保は、「いいですねぇ。あんな暮らしをしたくなりました」としみじみ語る。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2025年2月2日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット