ラスト3分、全てがひっくり返る!?『家政夫のミタゾノ』屈指の感動回で戦慄の結末
松岡昌宏演じる女装した家政夫・三田園薫(通称:ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマシリーズ『家政夫のミタゾノ』。
第7シーズンでは新人家政婦・大門桜役に久間田琳加を迎え、再び“最恐家政夫”ミタゾノさんが日本に溜まった汚れを一掃していく。
1月28日(火)に放送された第3話では、ミタゾノさんが伊口家に派遣されることに。“ある秘密”の発覚をきっかけに伊口慎二(竹中直人)と妻・茉莉花(山下容莉枝)の感動的なシーンが展開されたが、ラスト3分でミタゾノさんが身の毛もよだつ真実を暴き…!?
◆「そういえば、こちら返しそびれておりました」
第3話では、ミタゾノさんと桜が大手電機会社を定年退職した慎二の妻・茉莉花から依頼を受ける。しかし2人が家を訪ねると、茉莉花は夫の退職金2000万円を奪って失踪していた。
そんななか、茉莉花からビデオ通話がかかってくると、彼女は慎二に料理や掃除、洗濯などをするよう要求。さらに制限時間内に家事をやらないと退職金を無駄遣いすると言いだした。
一見傍若無人に振る舞う茉莉花だったが、物語終盤で病気を患っていることが判明。今回の計画を実行したのは、慎二が1人で生きていけるようにするためだったのだ。妻の計画を知った慎二は、涙ながらに茉莉花が家事をやることは当たり前ではないと気づいたと伝えた。
その後、ミタゾノさんが伊口家を訪問すると、慎二は自ら家事をやるように。茉莉花の病気も治療がうまくいっているようで、このままハッピーエンドで終わるかと思われた。
しかし、ふいにミタゾノさんは茉莉花に「そういえば、こちら返しそびれておりました」と紙を渡す。そこには「5年ごと利差配当付終身保険」と書いてあり、被保険者が慎二、契約者と受取人は茉莉花になっていた。
これに「主人のものね」と動じることなく返す茉莉花に、今度は「あら、お味噌お捨てになられたんですか?」とゴミ箱を見るミタゾノさん。
さらにミタゾノさんは茉莉花のお味噌が美味しかったのでその成分を調べたといい、「ホウライソウ、お使いになられてるんですね」と指摘する。そしてホウライソウには毒素があり、隠し味程度の微量を摂取していれば死には至らないが、数カ月続けると自然死を装えると語った。
するとBGMや飼っていたインコの声による一気に不穏な演出がスタート。ラストには、ホラー作品に負けず劣らずのゾクッとする展開も仕込まれていた。
このほか第3話ではミタゾノさんが、パエリアの簡単な作り方やプラスチック容器についた油汚れを簡単に落とす豆知識も紹介している。
※ドラマ『家政夫のミタゾノ』は、TVerにて無料配信中!
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※番組情報:『家政夫のミタゾノ』
毎週火曜よる9:00~、テレビ朝日系24局