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『ポツンと一軒家』捜索隊を笑顔で迎える夫婦。故郷への想いにスタジオでは涙も「本当に素敵」

『ポツンと一軒家』捜索隊を笑顔で迎える夫婦。故郷への想いにスタジオでは涙も「本当に素敵」

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

1月26日(日)は、ゲストに比嘉愛未と岩田剛典を迎えて放送される。

徳島県・北西部の山の中にポツンと一軒家を発見。空港から車で2時間半ほど走った先、すでに山深い道を行く捜索隊は、最寄りの集落で住人に衛星写真を確認してもらうことに。

すると、80代くらいの夫婦の実家らしいが、「すでに引っ越したのでは?ただ、たまに車で通っているのを見かけます」という情報を得る。

その情報を元に、ポツンと一軒家を目指す捜索隊。だが、「かなりの悪路で、途中からは歩いて行かないと家まではたどり着けないです」と、地元住民も「危険な道」というほどの悪路が続く道のりだという。

集落を後にして山道へと入ると、枯れ葉が積もり、荒れた山道が続く。苔が生え滑りやすい山道を越えていくと、1台の車が停まっているのを発見。そこから先は、徒歩でしか行けない未舗装の細い坂道が続いており、その先に母屋らしき一軒家が見えてくる。

そこで迎えてくれたのは、84歳の夫と76歳の妻。「まさかこんなところにまで来るとは思ってもいませんでしたから」と笑顔で迎えてくれた。話を聞いていくと、かつては24戸の家がある集落だったというが、現在は夫の生家であるここ1軒のみとなったのだとか。

大阪で仕事に就き、妻と出会って結婚してからも大阪で暮らしていたが、この地で暮らす母のお世話をするために62歳で仕事を辞め実家に戻ったそう。その10年後に母を亡くした後、夏場は徳島で冬になると大阪の自宅で暮らす2拠点生活をしているという。

幼少期には、雪道を素足に草鞋で1時間の山道を通学したという過酷な山暮らしの思い出も語られる。「故郷ってやっぱりいいなあと思うんです。先祖が開拓して田んぼを作って…。その苦労を知っているからこそ家も田んぼも守りたいと思っているんです」と、夫の言葉には故郷への想いにあふれていた。

スタジオでVTRを見守っていた比嘉は、「本当に素敵なご夫婦」と思わず涙。夫婦の歴史と暮らしに、岩田も大きな感銘を受けていた。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2025年1月26日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット

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