1月24日（金）に放送された『徹子の部屋』に、がんと闘いながら歌手活動を続ける歌手・山川豊が登場した。

【映像】ステージ4の肺がんと告知され「パニック状態に…」山川豊、闘病生活を告白　兄・鳥羽一郎の言葉に涙も

2023年暮れの精密検査でステージ4の肺がんと診断された山川。近所のクリニックで受けた血液検査で異常が見つかり、詳しく調べてみたところ、すでに脳や脊髄への転移が確認され、ステージ4と診断されたという。

「もうダメだと思いましたね。すぐにその場で兄の鳥羽一郎に電話して、自分もパニック状態になっていましたから、何を言ったかは覚えていないんですけど、お葬式のことやお墓のことは何か言っていましたね」と当時の混乱を振り返った。

手術が不可能と診断された山川は、抗がん剤治療を開始。発疹や口内炎、激しい手の痛みなど薬の副作用に今でも悩まされるといい、「食事しながら涙が出てくる」とつらい症状を明かした。

それでも、「スマホを見ると、病気で苦しんでいる方がたくさんいるんですね。そういう人たちのことを見たり聞いたりすると、まだまだ頑張らないといけないってね」と、前向きな姿勢を保ち続けている。闘病のなか歌手活動を再開し、ファンのために少しでも長く歌を続けたいという。

番組後半では、山川へ兄・鳥羽一郎からこんなメッセージが届いた。

「1年前はもう本当に弱気になってたな。正直自分もなんて声かけていいかわからなかった。田舎のお父さんも100歳になったぞ。俺たちも負けられないな。これからも一緒にまたコンサートやろうぜ。頑張ろう」

温かい励ましに山川は涙ぐみ、「本当に兄は口数が少ないんですけど、病気になって電話をかけてくれることが多くなりました。『大丈夫か、検査はどうだった？』と電話してきたり、すごく心配してくれて。本当にもう感謝ですね」としみじみ語っていた。

そのほか番組では、3年前に熟年離婚した前妻との不思議な関係を語る場面も。がんと闘う山川のため、体にいい野菜スープを作ってくれたり、今でも交流があるそう。

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※番組情報：『徹子の部屋』
毎週月曜～金曜 午後1：00～午後1：30、テレビ朝日系列