沢口靖子の挨拶で会場に笑い!『科捜研の女』最終回試写会に3000人の応募
3月15日(木)の放送で通算200回という金字塔を打ち立てた『科捜研の女』。記念すべきシリーズとなった「season17」が、3月22日(木)についに最終回を迎える。
2時間スペシャルとして放送される最終回に先立ち、『科捜研の女』を愛してやまないファンを招いたプレミア試写会イベントをTOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催。
イベントでは、最終回スペシャルの先行試写のほかに、主人公・榊マリコを演じる沢口靖子を迎えてのトークショーもおこなわれた。
◆とっておきの撮影エピソードを披露!
映画館の大スクリーンを使用して迫力の映像を楽しむことができた試写会では、上映が終わると張り詰めた緊張感から解き放たれたように万雷の拍手が! 見応えのある骨太な2時間スペシャルに目の肥えたファンも大満足のようだった。
続いてトークショーが行われ、沢口靖子がステージに登場。「みなさま、こんにちは。科捜研の榊マリコです」と挨拶をすると、会場からは笑いとわれんばかりの拍手がわき上がった。
このイベントに集まったファンは、約3000名の応募者のなかから選ばれた70名だと知らされた沢口。驚きとともに多くのファンに支えられていることを改めて知らされ、「みなさん、おめでとうございます」と喜びをあらわにしていた。
「最終回スペシャル」の撮影を終えた感想を聞かれた沢口は、近藤正臣演じる“謎の男”朽木政一との取調室での1対1のスリリングな心理戦について、「まるで取調室というリングの上で行ったような頭脳戦、心理戦がとてもスリリングで面白かったです。マリコが朽木に対して科学で切り替えしていくところは、演じていてとても痛快でした(笑)。ただ取調室のシーンは長回しだったので撮影が終わった日は、興奮してなかなか眠れなかったほどでした」と振り返った。
また、「近藤さんが演じた朽木とのやりとりでは『星の王子さま』が出てきますが、近藤さんは20歳のときに『星の王子さま』を読んで感動されたそうなんです。今も本を大切にとってあるそうですが、それだけに朽木という役にとても親近感を抱いておられました。ご縁を感じたとおっしゃっていましたね」と意外なエピソードを披露した。
◆最終回には豪華ゲストも出演!
最終回には近藤のほかにも、かたせ梨乃、西岡德馬といった豪華ゲストが出演。さらに、「season17」の第1話に登場した江藤壱役の中川大志も久々に科捜研に顔を出す。
沢口は最終回を彩る豪華ゲストについて聞かれると、「西岡さんは繁森という役に思い入れを持っていらして、例えばおでこにあった特徴的なアザも西岡さんご自身でご提案されたものだそうです。かたせさんとご一緒させて頂いたシーンでは、情感あふれるお芝居がとても印象的でした。(1話依頼の出演となる)中川さんはキャスト全員で大歓迎しました。中川さんも“ぜひ戻りたい”と思っていてくださったそうで、『すごくうれしい』とおっしゃってくださいました」とコメントした。
最後には、沢口からファンへ向けての熱いメッセージも。力強い言葉でイベントを締めくくった沢口に、会場からは大きな拍手が起こり、参加者たちは一足早い「最終回スペシャル」の世界と沢口のトークで楽しいひとときを堪能。試写中の張りつめた緊張感から解き放たれると、沢口の笑顔に癒され、最後は和やかな雰囲気で会場を後にしていた。
※番組情報:『科捜研の女』最終回2時間スペシャル
2018年3月22日(木)よる8:00~9:48、テレビ朝日系24局