世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

1月11日（土）の放送では、ベリーズのキーカーカーを特集した。

【映像】セーリングの技術があれば豊かな暮らしができる　カリブ海の島で子どもたちにセーリングを教える教室

カリブ海の島・キーカーカーには、子どものためのセーリング教室がある。

こちらがその「キーカーカーコミュニティセーリングクラブ」。本業はセール職人のトレントン・ミラーさんが立ち上げた。

ミラーさん：「この島では1940年代から模型を使ってセーリングを学びます」

子どもたちはまずヨットの模型を作り、船の仕組みや風のとらえ方を学ぶ。模型の帆には、ミラーさんのセール作りで余った布を使っている。

こうして基礎を学んでから、いよいよ本物のヨットに。彼らの上達のスピードは予想以上に速いそう。

「セーリングをするのが夢でした。レースで表彰されてベストセーラーになりたい」と夢見る子どもたち。

ベリーズでセーリングの技術があれば、豊かな暮らしができる。ミラーさんは「成長した時の彼らの笑顔が私に感動を与えてくれます」とやりがいを語った。

なお、次回1月18日（土）放送の『港時間』では、ベリーズ最大の漁村・サルタネハを特集。14歳から船大工の職につき、卓越した技術を持つ木造帆船の職人を紹介する。