テレビ朝日の“シン・時代劇ドラマ”『君とゆきて咲く～新選組青春録～』最後のイベントとなる『君とゆきて咲くファイナルイベント～冬の宴～』（12月22日開催）全公演が大盛況のうちに終了した。

イベントには、鎌切大作役・前田拳太郎、深草丘十郎役・奥智哉、松永新之丞役・杢代和人（原因は自分にある。）、南無之介役・羽谷勝太、原田左之助役・柊太朗、斎藤一役・庄司浩平、沖田総司役・藤岡真威人、土方歳三役・阪本奨悟、山南敬助役・永田崇人、近藤勇役・高野洸が出演。

さらに、全公演ゲストに伊東甲子太郎役・駒木根葵汰、鈴木三樹三郎役・松本仁、大千穐楽スペシャル公演ゲストに桂小五郎役・荒牧慶彦が参加した。

MC松本寛也の呼び込みから始まり、決め台詞とともに全キャストが登場。豪華な顔ぶれに会場は大きな期待と熱気で包まれた。

イベントは、キャストの推し隊士や推しシーンを語るコーナーからスタート。

全話放送された今だからこそ言える当時の苦労話や演じた役への熱量・こだわり、心に残るエピソードを次々と披露。さらに、キャスト同士の人柄や面白エピソードにまで話は及び、会場の笑いを誘った。

◆趣向を凝らしたゲームコーナーで大盛り上がり

第1回公演ゲームコーナーは、作中で大作が作った“塩入りおしるこ”になぞらえ、激マズおしるこを引き当てた間者をあてる「おしるこ間者ゲーム」。

第2回公演は、夏の宴で大好評だった「ハグ末の志士」がパワーアップして登場。ただのハグだけでなく、バックハグ、おでこをこつんなど、バラエティに富んだハグの指定も！

第3回公演「君ゆき免許皆伝クイズ」では、ファンなら全問正解余裕（？）なクイズを複数出題。

坂本竜馬役・佐藤流司らからのVTR挑戦状が届いた際には、会場が歓声に包まれた。

さらに、全公演共通「アドリブ小咄　君ゆき一座」では、無茶ぶり満載アドリブ劇が大盛り上がり。

無茶ぶりお題に沿った掛け合いの最中、時間経過で追加されるお題やランダムに乱入するメンバーによって展開される“君ゆきワールド”が爆笑の渦を巻き起こしていた。

◆「泣くはずじゃなかったのにな…」サプライズ演出に涙

大千穐楽公演終盤、サプライズで渋皮喜平役・簡秀吉、庄内玄悟役・上野凱からのビデオメッセージが流れると、会場は一気にしんみりムード。

さらに、前田・奥両名がこの日のためにそれぞれしたためた手紙を読み上げた。これまでの思い出や苦労、キャストやスタッフ陣への想いを語る場面では、奥が声を詰まらせ、涙する場面も。

イベントのトリは、隊士たちによるキレのあるダンスと歌によるライブパート。「零」「炎」「凛の花」「夢HANABI」4曲続けての豪華なセットリストが披露され、客席に降りてのファンサービスやキャスト同士のパフォーマンスが会場全体を湧かせた。

最後は全員で手をつなぎ、「君ゆきを愛してくれてありがとうございました」という言葉とともに締めくくり。鳴りやまぬ拍手のなか幕を閉じた。

※『君とゆきて咲くファイナルイベント～冬の宴～』
2025年1月5日（日）20：59までアーカイブ配信配信中
＜アーカイブ配信＞
【チケット料金】
通常公演（11：00／15：00）：3,800円（税込）
大千穐楽スペシャル公演（19：00）：4,400円（税込）