ありそうでなかった禁断の新感覚ドラマ『栞ちゃん 心の声を聞かせてよ』が、一夜限りで12月13日（金）に放送された。

本作は鈴木おさむが現役時代に執筆し温存していたいわば幻の作品で、主人公の“あざと女”栞役を森香澄が担当。心温まる物語を描く《表》と、それに主人公の心の声を入れた《裏》で同じ映像を2度流すという前代未聞の形式で、3つのエピソードが展開された。

第1話では“ある理由”で別れたいと切り出す彼氏・清隆（佐藤大樹）を栞（森香澄）が健気に受け入れるストーリーが《表》で描かれた。しかし《裏》では栞のとんでもない本音が…。

【映像】幸せそうなデートと思いきや…森香澄演じる“あざと女”のえぐい本音に戦慄！

第1話では、交際2年のお祝いで栞と清隆が観覧車でデートを楽しんでいた。

そんななか、清隆は突然「俺たちさ、別れよう」と切り出す。「え？」と戸惑う栞に、清隆は新しい会社でプロジェクトを任されたためだと説明。

栞はグッと拳を握りしめ、涙を堪えるような表情からはひしひしと切なさが伝わってくる。

それでも栞は「キヨくんの夢のためだもんね」と申し出を受け入れ、彼に手を振って見送るラストは切なくもキュンとくるストーリーに仕上がっていた。

しかし《裏》で栞の心の声が入ると物語の雰囲気は一変。

開始早々ほかの客を見た栞は「私も女友達と来たかった」と考え、清隆と仲良く手を繋ぎながらも「あー早く別れたい」と冷めた口調の心の声が飛び出す。

清隆から別れを切り出された栞が拳を握りしめる場面では、「よっしゃ！キタ！全然OKです」といい、内心は別れ話を喜んでいたことが判明。その後も清隆が「やっぱり別れない」と言いださないよう、巧みに立ち振る舞っていた。

さらに第1話のラストでは、さらなる衝撃の事実が明かされ…。

《裏》の映像を見たメインキャラクター・あべくん（声：蛙亭・中野周平）＆こべちゃん（声：蛙亭・イワクラ）は、「策士だ…」「怖い怖い怖い怖い！栞ちゃん全然違うこと考えてた！」と戦慄していた。

このほか第2話では、栞が務める広告代理店の後輩役でOCTPATHの太田駿静が登場。さらに第3話では栞とINIの後藤威尊演じる御曹司のエピソードが繰り広げられる。

※『栞ちゃん 心の声を聞かせてよ』は、TVerにて無料配信中！（期間限定）

※番組情報：『栞ちゃん 心の声を聞かせてよ』