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田中麗奈、インスタで見せる充実の日常が話題も家事はカン!

1980年5月22日生まれ。福岡県久留米市出身。初主演映画『がんばっていきまっしょい』で新人賞を総ナメにした女優・田中麗奈さん。テレビ、映画、CM、舞台など幅広く活動を続ける。

自身のインスタグラムに投稿する色どり鮮やかな手作りのお弁当の写真が話題に。

©2016『幼な子われらに生まれ』製作委員会

◆スクリーンにこれまで見たことのない自分が…

-映画賞シーズンですね。助演女優賞受賞おめでとうございます-
「ありがとうございます」

-『幼な子われらに生まれ』すごかったです-
「反響が大きかったですね、とても。映画を見てない方にも『まだ見てないんだよ』って、映画の存在を知ってもらえていることもうれしいですし、そして賞までいただいて…。出会えて良かった作品です」

-あの難しい役をよく決心されましたね-
「脚本に描かれてない難しい部分も色々あったので、意外と現場でその雰囲気でベラベラ喋っているところもあるんですよ。子どもとのやりとりとか、旦那さんに向けての話とか…。

脚本だけだとスタンダードに寄りがちなところもあったんですけど、現場で監督とともにオリジナルの奈苗を作っていったというのはあります」

-良い妻で良い母親でもありますが、依存心が強くて空気が読めないところもある複雑な役でした-
「そうですね。やっぱり女であるというところが…。母であり、でも女である。そこのバランスとアンバランスと矛盾と…。でもそれを見せないように空気が読めない感じで、でも実はそれはわざとしなかったりするんじゃないかとか、女性の色んな面が彼女を通して、私も実際考えたりしていました」

-そのせめぎ合いみたいなところがリアルに感じられました-
「ありがとうございます。そう言っていただけるとうれしいです」

-ちょっと空気が読めないところはありますが、奈苗の存在があるから、何とかあのバラバラの家族が成り立っているという感じですね-
「それは私も現場で意識したところで、旦那さんとともにすごく神経細やかに色んなことを考えて追い詰めちゃったら、もうあの家庭は生活が回ってないだろうなって。下の子もまだ手がかかるし、お母さんという存在は明るくなければ、お母さんが沈んじゃうと、もう本当に食事とか日々の過程の時間が止まっちゃいそうですよね。

だから奈苗のその明るさとか、無駄話とかに実はすごくみんな助かってるんじゃないかなと思ってやっていました」

© 2016『幼な子われらに生まれ』製作委員会

◆田中麗奈、カラオケでシャウト!?

-物語終盤、ストレス発散のため奈苗がひとりカラオケで、からだを激しく揺らせてエレファントカシマシの『悲しみの果て』を熱唱するシーンが印象的でした-
「あれは監督が作って下さったオリジナルのシーンで、脚本にはなかったんです。

『そこでシャウトして下さい』というのがあって、それが自分は楽しみだったんです。あのシーンがあることによって、本当は彼女だってストレスを抱えてるんだよっていうこととか、もっと叫びたいこともあるだろうけど家庭では出さない、何とかコントロールしているんだということがわかってもらえるんじゃないかと思いました」

-絶妙でした。できれば前妻との間に生まれたお嬢さんに会って欲しくないとか、チラッチラッと本音を見せながらも一生懸命明るくこの家を守るという感じで-
「そうですね。切り替えが意外と早いところも女性特有なのかもしれないですね(笑)」

-撮影現場ではどんな感じだったんですか-
「現場では子ども役の子たちとは常に一緒にいて、本を読んだり、ほんわか過ごしていました」

-監督は田中さんが無差別殺人事件の死刑囚と獄中結婚する女性を演じた映画『葛城事件』を見てキャスティングされたそうですが-
「『「葛城事件」を見て、全く違う奈苗という役を田中さんがやったら、どうなるんだろう、今まで見たことのない田中さんも見てみたいということでお願いした』と聞いています」

-出来上がった作品をご覧になっていかがでした?-
「実際監督がおっしゃって下さったように、自分でもこの私はこれまでの映像で見たことがないなっていう自分がスクリーンに映っていたので、面白かったです。本当に私ではない奈苗独特の空気感というのがあって、良い現場だったんだなと思います」

-それがまた色々な賞にもつながってきていると思うんですけど、新人賞を総ナメにした『がんばっていきまっしょい』を思い出します-
「それはうれしいですね。投票して下さった方も『がんばっていきまっしょい』のときに新人賞で投票して下さった方が改めてということもあったみたいで、『あの女の子がこんな風になったんだ、母親役でこういうことを演じるようになったんだって感慨深いものがある』っていうコメントもいただきました」

-私もいくつか選考委員をやらせてもらっていますが、着実にステップアップされていることが選考する側としてもうれしいです-
「ありがとうございます。とてもうれしいです」

◆田中麗奈、家事はカン

-お弁当の写真をインスタで見ました。刺し子のクッションも作られたり…器用ですね-
「いえいえ、不器用なんですけど、何か手を動かしたい人なんですよね。何かを作ったり、縫物をしているとか、そういうところがあります」

-お料理はビックリしました。色どりもきれいで-
「ありがとうございます。いつもじゃないんですよ。本当に気まぐれで。だけど撮影で家にいない時間もすごく多かったので、家にいるときは料理をしたりお弁当を作ったりと、ちょっとだけ家庭的なことをしています」

-もともとお料理はされていたんですか-
「はい、してました。料理は好きです」

-色々なことができて良いですね-
「いえいえ、とんでもないです。カンです。カンで生きているので。(笑)全然そんなことないです」

-オクラを仕切りにしたり、ししゃも弁当などアイディアもすてきですし、レパートリーも豊富でおいしそう-
「ありがとうございます」

-ご結婚されて生活に変化はありました?-
「そうですね。ひとりで暮らしていたときより、仕事とプライベートの切り替えがスムーズにできるようになりました」

-お仕事とのバランスは?-
「それは変わってないと思います。時間をセーブすることもないですし」

-お仕事の選択基準はどのようにされているのですか?-
「20代のときは自分というよりは周りのスタッフの方の判断でとかいうのがあったんですけど、30代に入ってからは、自分自身で考えることもすごく多くなってきました。どう思うか、周りのスタッフの方にも聞きますが、自分で判断することも多くなりました」

仕事もプライベートもまさに絶好調。幸せそうな笑顔は見ているだけで心が温まる。

女優としてもこれまでにない難役に次々とチャレンジ。血のつながらない家族、血のつながった他人がつまずき、傷つきながら幸せを追い求める姿を描く映画『幼な子われらに生まれ』では、2人の連れ子とともに新たな結婚生活を送り、再婚した夫との間に新たな子どもを宿した専業主婦の奈苗を熱演。「第91回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞」をはじめ、多くの賞を受賞している。

次回後編では流暢な中国語を披露している主演映画『おもてなし』(3月3日公開)の撮影秘話、悪魔のような女医を演じたドラマについてのエピソードを紹介。(津島令子)

© 2016『幼な子われらに生まれ』製作委員会

※「幼な子われらに生まれ」
2/21 DVD&Blu-ray発売 配給:ファントム・フィルム

バツイチの中年サラリーマン、田中信(浅野忠信)は2人の連れ子がいる奈苗(田中麗奈)と再婚。前妻(寺島しのぶ)の元には実の娘が1人。一見良きパパを装いながらも実際はうまくいかず、悶々(もんもん)とした日々を送っている。そんなとき、奈苗が妊娠。それをきっかけに、各々の思いがあふれ出し…。

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