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無能社員が2億円も稼いだ!世界平和に貢献したロボットの“斬新すぎる”仕様<無能の鷹>

菜々緒主演で、はんざき朝未による人気コミックスを実写化したドラマ『無能の鷹』。本作は、有能オーラが半端ないがじつは圧倒的無能というヒロイン・鷹野(たかの)ツメ子を中心に展開していく超・脱力系お仕事コメディだ。

11月29日(金)に放送された最終回では、鷹野(菜々緒)がひょんなきっかけでロボット開発に貢献。“無能”が世界を救う予想外の事態となり…!?

◆「すごい…無能が世界を救った」

商談に向かった鷹野と鶸田道人(ひわだ・みちと、演:塩野瑛久)は、先方から指定された“シカゴ”という会議室を見つけられずにいた。鶸田が鷹野を置いてフロアマップを探しに行くと、その会社では各会議室に都市名が付けられており、“シカゴ”もその一つだと判明する。

一方の鷹野は、“シカゴ”を“4か5”だと勘違いし、数字のついた部屋に突入。するとそこでは、ロボット工学の研究者・六角(浜田信也)たちが会議をしていた。

ちょうどその会議に来られなくなったメンバーも名前が“タカノ”だったため、六角たちは「タカノさんですね」と尋ね、鷹野も「はい」と肯定。そのまま鷹野は、“イノベーティブでブレイクスルーな究極のロボット”のプレゼンをすることに…。

後日、人違いだったことが発覚したものの、六角は鷹野のアイデアが良かったことに注目。鷹野の行動パターンを組み込んだ“鷹ロボ”を完成させて鷹野たちが働く会社に連れてきた。

どんなロボットなのかと盛り上がる営業部だったが、六角は、“鷹ロボ”は高性能そうな見た目に反して何の役にも立たないロボットだと説明。実際、落ちているゴミも拾えず、しりとりをしようとしても「ん」の付く言葉をすぐ出すレベルの無能だった。

営業部の面々は絶対売れないと考えたが、“鷹ロボ”はその「無能さが新しい」と逆に気に入られて導入する企業が続出。日本、アジア、ついには欧米へと海を飛び越え、世界中で大ヒット商品となり、語学もできないその様も“innovative”、仕事ができず空を眺めるその姿も“innovative”と賞賛の嵐。

果ては鷹野が一躍“時の人”として海外紙面の一面を飾るようになり、ついには終戦合意の首脳調印式にも“鷹ロボ”が招かれ、世界平和に貢献…!戦争中だった兵士も「鷹ロボを見ていたら戦うのが馬鹿らしくなったんだ」とコメントする。

動画でその様子を見ながら、鶸田は「すごい…無能が世界を救った」と唖然とするのだった。

さらに、“鷹ロボ”のコンサル料として2億円が振り込まれ、鷹野は営業部の面々から称賛される。

ついに鷹野の“無能ミラクル”が世界にまで影響を及ぼすさまは、鶸田でなくても驚いてしまう展開となっていた。

しかし、“鷹ロボ”のヒットをきっかけとして、鷹野にヘッドハンティングの話が浮上。はたして鷹野は会社を去ってしまうのか…? 最後の最後まで鷹野に振り回される、ドキドキの内容が描かれた。

※ドラマ『無能の鷹』は、TVerにて無料配信中

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

※番組情報:『無能の鷹