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純愛モノと思いきや…ツッコミどころ満載なスルメドラマ『明日の君がもっと好き』

ピュアで美しいタイトルからは決して想像がつかないドロドロかつ不思議な世界観で、見ていて思わずツッコミたくなるネタも満載…。土曜ナイトドラマ『明日の君がもっと好き』はそんな、一度見たらどっぷりハマって抜け出せないドラマだ。

©テレビ朝日

“人生に一度だけの大切な恋”をテーマに描かれる、このドラマ『明日の君がもっと好き』。

恋に冷めている植物系男子の造園デザイナー・松尾亮(市原隼人)ほか、さまざまな傷を抱えた登場人物たちが“想定外”の恋の物語を紡ぎだしている。

まだドラマを観たことがない人はおそらく、このタイトルや爽やかなポスタービジュアルから本作を“純愛ドラマ”と考えることと思われるが、実は本作は純愛ドラマではなく“ドロドロなドラマ”!

メインキャストたちが抱える闇はとても深く、時に恐怖すら感じる闇を抱えている人物も…。そんな闇を抱えた登場人物たちが次第に惹かれ合い恋に落ちていくのだが、それ以前に本作には、土曜の夜にひとりでテレビを見ながら思わずツッコミたくなるような要素が満載となっている。

「決して笑わせようとして作っているわけではない」ようだが、たとえば2月3日(土)に放送された第3話のラストに登場した月の大きさには、「月のサイズがありえない(笑)」、「明日の君がもっと好き、カオスすぎ、おもろすぎ、月デカすぎwww」、「いったい2人はどこの惑星に住んでるの?」などと、放送後のSNS上では月に対する総ツッコミが発生した。

(明日の君がもっと好き・第3話劇中より)

ハラハラするシーンもあればドキドキするシーンもあって、さらに笑えるシーンまである…! さまざまな要素がぎゅっと詰まった一瞬たりとも気が抜けないドラマが、この『明日の君がもっと好き』だ。

 

◆名セリフ満載!ポエムリレーにも注目

さらに、この『明日きみ』の大きな見どころのひとつでもあるのが、登場人物たちのセリフ。

口下手という設定ながらも粋な言葉を度々口にする主人公役の市原隼人をはじめ、いきなり劇中で始まる登場人物たちのポエムリレーは必見だ!

第1話~3話に登場した名セリフは以下の通り。

■亮(市原隼人):
恋や愛には興味がない植物系男子。言葉を発するのが苦手。第3話で、「言葉が人と人をつなぐ糸なら……手も……」と言って茜に手を差し伸べる。「音楽は……心に鳴り響いてるのに……それを正確に表現する……音符が、言葉が、ない」

■里川茜(伊藤歩):
かつての恋人は妹に奪われ、その後、関わりを持つ男は妻子持ちばかり。「お勘定は、この生き物が払いますので……今度は人間と来ます」(第1話)」「男は憎いのに、肌の温度をもう、恋しがっている(第1話)」

■丹野香(森川葵):
自分のセクシャリティーに悩みを抱え、昼は工事現場で男っぽく、夜は一転、フェミニンな装いに身を包みガールズバーで働きながら自分の性的アイデンティーを探している。「唇に性別はない…ただ、ときめきの温度が違うだけだ(第3話)」「くるくる、くるくる。男。女。胸の磁石の針は、方向が定まらず回り続けている(第2話)」

■城崎遥飛(白洲迅):
幼少期に母親から受けた虐待によるトラウマがあり、年上の女性に対して遥飛自身もどうにもできない闇を抱えている。「悪酔いしてる、自分の運命に(第2話)」、「ママ、僕はあなたを追いかけながら、永遠に追いつけないメリーゴーランドに乗っている(第3話)」

■黒田梓(志田未来):
姉の恋人を奪う“略奪婚”で実家を出て行ったが、すでに結婚生活は冷え切っている。姉・茜に吐く毒が印象的。「次から次に男出来て、それが軒並み高身長、高学歴、ついでに家庭あり?不倫のバイキンでもくっついてんじゃないの?(第3話)」

■里川静子(三田佳子):
茜と梓の祖母。夫の介護をしているが、実は心に修羅が・・・。「性欲が形を変えただけのことだったんじゃないの?それを恋だと勘違いしてる人多いのよ(第2話)」「女は誰も一匹、胸に鬼を飼ってる(第2話)」

以上が第3話までの名セリフだが、第4話も思いもよらない言葉が飛び出す! 個性の強すぎる登場人物たちの行く末、是非ツッコミながら楽しんでみては?

※番組情報:土曜ナイトドラマ『明日の君がもっと好き』第4話
2018年2月10日(土)よる11:20~深夜0:14、テレビ朝日系24局
(通常より15分遅れのスタートです)

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