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テレビ朝日・佐藤ちひろアナ、まさかの本人役で『クレヨンしんちゃん』登場!「正直いまでも信じられません」

11月23日(土)に放送されるアニメ『クレヨンしんちゃん』に、テレビ朝日・佐藤ちひろアナウンサーが“本人役”で声の出演をする。

佐藤アナが登場するのは、23日放送のおはなしのひとつ「サインは誰のもの?だゾ」。

ある日、しんのすけたち“カスカベ防衛隊”が街のパトロールをしていると、なにやら人だかりが……。よく見てみると、そこではテレビ番組のロケが行われていた。

このロケにリポーターとして来ていたのが、佐藤アナ。

しんのすけたちは佐藤アナにサインを書いてくれるよう求めるが、これがカスカベ防衛隊のメンバーたちにちょっとした“あらそい”を巻き起こして……というおはなしだ。

『クレヨンしんちゃん』では、キャスター役などでアナウンサーが声の出演をすることはしばしばあるが、本人役として出演するのは非常に珍しいこと。

入社5年目・26歳にして「信じられないことが叶った」という佐藤アナに、アフレコの感想など話を聞いた。

◆いちばん苦戦したセリフは「うふふ」

――『クレヨンしんちゃん』出演の話を初めて聞いたときは?

佐藤アナ:「本当に嬉しくて……。小さい頃から録画していたほど好きだった作品に、この26歳という年齢になって出られるというのが信じられなくて、思わず両親に報告してしまいました。

母も『すごいね。“クレヨンしんちゃん”に出られるの?』と信じられない様子で、今回の放送はもう、我が家で永久保存します」

――録画するほど好きだったんですね。

佐藤アナ:「はい、小さい頃から録画して繰り返し観ていたらしいです。いまでもよく覚えているのは、小学生の頃、あまり学校に行きたくなかったときなどに『オラはにんきもの』を聞くと、パワフルな気持ちになって、前向きに学校に行くことができました。

そんな、小さい頃から観ている作品に出られるというのが本当に信じられないというか、(出られると)考えたこともなかったので、絵を初めて見たときは、『しんちゃんの世界の中の私はこういう姿なんだ!』と感動しました。いま、同じようなイヤリングを買おうと探しているところです(笑)。

また、今回は“サイン”のおはなしで、私はもともとサインをもっていなかったので、これを機に“しんちゃん”っぽいものをつくってみました(笑)」

――初めてのアフレコ体験はどうでしたか?

佐藤アナ:「もう、本当に緊張してしまって……。最近、ニュースやナレーションは噛まずに読めるようになってきていたんですけど、アフレコでは噛んでしまいましたね。ふだんナレーションを録るときのブースとは部屋の広さもまったく違くて、こういう広いところでやるんだ……と緊張感が一気に増してしまいました」

――アフレコは難しかったですか?

佐藤アナ:「はい。事前に家や会社で自分の声を録音しながら練習していたのですが、実際にやってみると、話し始めから終わりまで(アニメの)口の動きに合わせてしっかりおさめないと、というプレッシャーもあり、何回か録り直すことになってしまいました。

あと、演技で自然な感じを出すのがすごく難しくて……。“うふふ”と自然に笑うのに苦戦して、監督に演技指導をしてもらいながら、“うふふ”だけ何パターンか録り直させてもらいました。空気を含んだ“うふふ”だったり、高い音の“うふふ”だったり、いろんな“うふふ”です(笑)。

そんな難しいなかでも、しんちゃんに『佐藤ちひろおねえさん!』と名前を呼んでもらえて本当に嬉しかったです。この世界に入れたんだ!という驚きがありました」

――そんな難しい体験となった今回の出演ですが、登場するおはなし「サインは誰のもの?だゾ」の見どころは?

佐藤アナ:「今回のおはなしは、アナウンサーとしての私の日常の仕事の様子を描いてもらっていて、その中でしんちゃんたち“カスカベ防衛隊”の発想の豊かさに驚かされ、私もそこから学びを得られる。そんな心温まるエピソードになっています。ぜひ、ほっこりと観ていただけたらいいなと思っています。

本当に小さい頃から観てきたものなので、正直いまでも、本当に放送されるのかと疑ってしまっていますが(笑)、何回も録り直した“うふふ”をはじめ、自然さを大事にしようと心がけました。自然にできているかどうか、そういったところに注目して観ていただけたら嬉しいです。

今後は、『クレヨンしんちゃん』レギュラーを目指していきます!(笑)」

※番組情報:『クレヨンしんちゃん
2024年11月23日(土)ごご4:30〜5:00、テレビ朝日系24局

※『クレヨンしんちゃん』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

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