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“無能社員”菜々緒、就活生の“鋭い質問”を完全論破で拍手喝采!…からのまさかのオチ<無能の鷹>

菜々緒主演で、はんざき朝未による人気コミックスを実写化したドラマ『無能の鷹』。本作は、有能オーラが半端ないが圧倒的無能というヒロイン・鷹野(たかの)ツメ子を中心に展開していく超・脱力系お仕事コメディだ。

11月15日(金)に放送された第6話では、新入社員の鷹野(菜々緒)と鶸田道人(ひわだ・みちと、演:塩野瑛久)が会社訪問にきた就活生の対応をすることに。

すると大手志向の就活生から鋭い質問が飛び、鷹野の“ある回答”が絶賛される展開になった。

◆「うちは大手です」

同期で人事部の烏森皇子(からすもり・おうじ、演:永田崇人)に頼まれ、就活生の会社訪問担当になった鷹野と鶸田。

会社訪問の当日、就活生の中には鷹野たちの上司・雉谷耕太(きじたに・こうた、演:工藤阿須加)のいとこ・雉谷国男(三河悠冴)もいた。

しかし大手企業を狙う国男は、鷹野たちが働くTALONには興味のかけらもない模様。

質問タイムが始まると、国男は鷹野に「どうして鷹野さんはこの会社に入社したんですか? どうせ働くなら大手の人気企業の方が良くないですか。お金や福利厚生の面もそうだし、なにより社会の流れの中心にいるっていう安心感があると思うんですが」と鋭い質問を飛ばす。

答えにくい質問にもかかわらず、鷹野は動じることなく笑顔で立ち上がりコーヒーカップを手に取る。

そして、「価値が高いものは大きいものと思いがちですが、海外では違うようですよ」と返した。

一見「なるほどな」と思わされる鷹野の答えだが、鶸田だけは以前鷹野がエスプレッソに対し「なんでこれ、値段が高いのにこんなに小さいの?」と質問していたことを思い出し、ただエスプレッソの話をしているだけだと気がつく。

しかし国男がそのような事情を知る由もなく、鷹野の言葉に「確かにアメリカでは、大手より中小企業やベンチャーの方が人気で、大企業の末端でいるより仕事の達成感は得られるって言うけど」と納得。

さらに国男は「鷹野さんは、海外にも精通してるんですか?」と続けた。すると鷹野は「私はエチオピアで3年間コーヒー豆を摘みました」と突拍子もない経歴を語り、就活生を驚愕させる。

「大地を足で踏みしめ、一豆一豆この手で摘んだものが世界の誰かを笑顔にするのだと思ったら、私は世界の中心にいるのだと感じました」としみじみ話す鷹野からは、人生経験豊富そうなオーラがひしひしと漂っている。

最後に鷹野は「ちなみにですが、うちは大手ですよ? うちは大手です」と締めくくり、自身の会社を大手だと言い切る姿に就活生からは拍手が起こった。

すっかり就活生の心を掴んだ鷹野だったが、エチオピアのくだりは持っていたコーヒーのパッケージ裏の文章を読んだだけだと判明。「うちは大手」という発言も、大手町駅の近くに会社があるからだった。

このほか、第6話では鷹野が営業先でも勘違いを発生させ奇跡的な展開に。鷹野の有能オーラがバチバチに発揮された回となっていた。

※ドラマ『無能の鷹』は、TVerにて無料配信中

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

※番組情報:『無能の鷹
毎週金曜よる11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)