あの笑顔は封印⁈小日向文世、欠点だらけの刑事に 高1の不思議失恋体験も明かす
多彩な企画をラインナップし毎週大好評を博している「日曜ワイド」に、またまた新作が登場。
2月4日(日)の「日曜ワイド」では、小日向文世主演の『欠点だらけの刑事』が放送される。
◆癒しの笑顔を封印!?クセの強い主人公を熱演!
小日向文世が演じる主人公・百野冬美男(ひゃくのふみお)は、自分の決めたルールを破ることができない不器用な男。
その欠点から芽生えた独特の観察眼を駆使して数々の事件を解決してきた凄腕の名刑事なのだが、変わり者であるがゆえこれまで単独行動を認められていた。
しかし、ある日突然、森口瑤子が演じる大雑把な性格の刑事・万城目千鶴(まんじょうめちづる)とコンビを組むよう命じられ、がく然。まったく性格の合わない凸凹コンビが、有名スイーツプロデューサーの周辺で起きた殺人事件の謎に挑んでいく。
◆エビとメダカについて熱く語る小日向文世を見て、役をオファー
そもそもこの『欠点だらけの刑事』は、「自身の欠点を生かして事件の謎に挑む、そういうアプローチの仕方をする刑事がいてもよいのではないか」という着眼点から生まれたオリジナル企画。
以前、撮影現場で小日向が身ぶり手ぶりで自身が飼っているエビとメダカについて共演者に熱く語っている姿をプロデューサーが見て、「クセのある主人公をかわいく、コミカルに演じてくださるに違いない」と考えオファー。その思いに応えた小日向が、柔和な笑顔を封印し(!?)偏屈な変わり者・百野を熱演している。
実は、そんな百野が一瞬だけ笑顔を浮かべるシーンも…! それは、いったいどんな場面なのか!?
◆小日向文世、高校時代の不思議な失恋話を告白!
欠点だらけの刑事・百野にちなんで自身の欠点について聞くと、小日向は「とにかく行動範囲が狭いこと! 家族サービスが、すべてウチの中なんです。女性から見たら、僕は面白味のない男だと思うなぁ」と苦笑いしながら自身を分析。
また、記憶力抜群の百野は、自身のトラウマとなった小学生時代の出来事を「一生涯、心に深く刻まれる傷となった…」と語るのがクセ。そこで、小日向にも「心に深く刻まれる傷となった出来事は?」と聞いてみると、なんと高校時代の失恋について告白!
「高校1年の夏、好きな女の子に告白したらフラれてしまい、ショックで学校を早退したんです。帰る途中、後ろからタッタッタ…と足音が聞こえてきて、振り返ったら小さな犬がついてきていて…。なんだかものすごく心が通じ合っているような気がしました。結局、父にダメといわれて飼うことはできなかったのですが、あの犬との出会いはなんだったんだろう…と今でも忘れられません」と、切なくも不思議な体験を打ち明けた。
◇
百野を巧みに演じきった小日向は「今までいろいろな役をやらせていただいてきた僕が、演じたことのない新たなキャラクターに出会いました。百野という男を気に入っていただけるとうれしいです」と視聴者に呼びかけている。
◆小日向文世コメント(全文)
――百野冬美男を演じてみて感想は?
「これまで2時間ドラマの刑事役はいろいろ演じてきましたが、これだけ人間と交わるのが苦手な男は初めてです。百野は勘も鋭く、刑事としては優秀ですが、協調性は皆無。でも、人に迷惑はかけないし、憎めない男でもあります。今まで見たことのないキャラクターでとても面白いなと思ったので、挑戦する機会をいただけて楽しかったですね。
百野の個性がしっかり台本に描かれていたので役作りの苦労は少なかったですが、セリフが独特でしかもセリフ量が多かったので大変でした。この撮影はちょうど舞台の仕事が終わった直後だったので、心身共に疲労のピークの中、よく乗り切ったなと思っています」
――パートナーを組む刑事・万城目千鶴役・森口瑤子と共演してみて感想は…?
「森口さん演じる万城目千鶴が絡んでくることによって百野のキャラクターがハッキリ際立ってくるので、“2人で1つ”という感覚を抱きながら演じていましたね。万城目と百野のやりとりや、2人の独特の間合いを楽しんでいただけたらうれしいです。森口さんとは夫婦役で共演したこともあるのですが、これまで弾けたキャラクターを演じる森口さんを見たことがなかったので、“こんな一面もお持ちなんだな”と新たな発見があって面白かったですね。森口さん自身も、演じていて楽しそうでした!」
――ご自身に欠点はありますか?
「僕の欠点は…とにかく行動範囲が狭いこと! 家族サービスが、すべてウチの中なんです。アウトドアのキャンプなんて連れて行ったこともなく、せいぜい公園くらいで殆ど子どもたちとはいつも家の中で一緒に遊んでいました。家族と一緒にいるのは大好きなのですが、外に出たくない(笑)。食事もウチで食べるのが好き。きっと妻は面倒くさいでしょうね…。外食も気に入った店ばかり行くので、あくまで自分のペースを崩そうとしない百野とちょっと近いものがあるかもしれません。百野は多肉植物が好きなようですが、僕は観葉植物やメダカ、エビを育てていますしね!
ホント、女性から見たら、僕は面白味のない男だと思うなぁ。最近、妻はよく飽きずに僕に付き合ってくれているなと思います。芝居をやっていなかったらもっと退屈な男だったでしょうね(笑)」
――百野は自身のトラウマとなった小学生時代の出来事を「一生涯、心に深く刻まれる傷となった」と語るのがクセですが、そんな経験は?
「高校1年の夏、好きな女の子ができて告白しようか迷っているときに『アイツ、お前のこと好きだよ】と友だちが言ったんです。それで自信を持って告白したら一発でフラれてしまい、しかも友だちの発言が嘘だったことがわかって、ショックで学校を早退して帰ったんです。
帰る途中、後ろからタッタッタ…と足音が聞こえてきて、振り返ったら小さな犬がついてきていて…。僕が立ち止まると止まって、歩きはじめると同じように歩を進めて、家までついて来たんですよ。なんだか、ものすごく心が通じ合っているような気がしました。結局、父にダメといわれて飼うことはできなかったのですが、あの犬との出会いはなんだったんだろう…と今でも忘れられません」
――視聴者にメッセージを!
「今までいろいろな役をやらせていただいてきた僕が、演じたことのない新たなキャラクターに出会いました。百野という男を気に入っていただけるとうれしいです。ぜひ放送をお楽しみに!」
※番組情報:日曜ワイド『欠点だらけの刑事』
2018年2月4日(日)午前10:00~午前11:50、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)