会議は直接対面!口癖は「俺の時代は…」“老害上司あるある”の連続に共感<無能の鷹>
はんざき朝未による人気コミックスを、菜々緒主演で実写化したドラマ『無能の鷹』。本作は、有能オーラが半端ないが圧倒的無能というヒロイン・鷹野(たかの)ツメ子を中心に展開していく超・脱力系お仕事コメディだ。
これまでも“仕事あるある”が数々登場し、SNS上で「わかるー笑!」「本当にこれすぎる」と反響を呼んでいた『無能の鷹』。11月8日(金)に放送された第5話でも、“老害上司”のよくある言動が次々と登場し、社会人ならつい共感してしまう瞬間が満載となっていた。
【映像】あなたは当てはまっていない?“老害上司度”をチェック!
◆部下への「ありがとう」言えていますか?
第5話では、“老害ムーブ”が目立つ営業部の部長・朱雀又一郎(すざく・またいちろう、演:高橋克実)にスポットが当たった。
冒頭では、朱雀が自分のパソコンを直してくれている鳩山樹(はとやま・いつき、演:井浦新)に「早くしろ、仕事が進まんだろ」と理不尽な注文。しまいには「俺らの時代は、先輩のパソコン後輩がメンテナンスしとくのが普通だったぞ」と昔の話を持ち出す。
何かにつけて「俺らの時代は」と比較する年配の上司は、実際に目の当たりにしたことがある人も少なくないのでは?
また別の場面では、朱雀が「ちょっと会議やろう」と社内チャットがあるにもかかわらずわざわざ社員たちを別室に呼び出す。
「チャットで良くないですか?」と言われても、「(チャットじゃ)いいアイデア降りてこないだろ? やっぱさフェイスtoフェイスで顔突き合わせないと温度伝わんないよ」と朱雀は頑なに直接対面式の会議を譲らない。
さらにここでも「俺らの時代はな、喫煙所で雑談してるときにもう企画じゃんじゃん生まれてたぞ」と昔話がスタート。「始まった…」と周囲はげんなりした表情を浮かべていた。
会議で“最新の韓ドラトーク”の話題になったターンでは、鵜飼(さとうほなみ)や雉谷(工藤阿須賀)が『涙の女王』について話しているのに、「はんりゅうだろ」「冬ソナなら知ってるぞ」「ペは出てるのか?ペ!(※ペ・ヨンジュン)」と豪語して全員ドン引き。
その後、妻に進められた『梨泰院クラス』を今さら見て号泣。翌日会社で「パク・セロイに共感しちゃったよ…!」と大盛り上がりするも、部下たち全員から「お前チャンガやん」「誰がパク・セロイやねん、ふざけんな」と心の声でキレられる始末。
ほかにも第5話では、朱雀が部下に助けてもらってもお礼が言えなかったり、社員の話に無理についていこうとして知ったかしたりと“面倒くさい上司ムーブ”を連発。
しかし朱雀に“老害化”している自覚はなく、確かに自分も気を抜いたら「こんな上司になってしまうかも…」と思わされてしまう面も。
鳩山(井浦新)が言うには、「人はみな老いる。誰もが老害になる」らしい。第5話の“老害あるある”をチェックしながら、反面教師にしてみてもいいかもしれない。
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※番組情報:『無能の鷹』
毎週金曜よる11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)