第2期放送も決定!出演声優とめぐる「小市民シリーズ」岐阜市モデル地レポート<前編>
直木賞作家・米澤穂信さんの人気小説「〈小市民〉シリーズ」がアニメ化され、TVアニメ『小市民シリーズ』として、2024年7月から9月まで第1期が放送されました。
作品には、モデル地である岐阜県岐阜市に実在する場所やお店を彷彿させるシーンがいくつも登場し、そこを訪れるファンも急増。
作品も、JR東海とコラボをし「謎解きスタンプラリー」「ARフォトフレーム」「岐阜市スイーツめぐり」などの企画を実施しています(※11月10日まで)。
2025年4月から、第2期の放送も決定しているTVアニメ『小市民シリーズ』。
まだ少し暑さも感じる10月、小鳩常悟朗役の梅田修一朗さん、小佐内ゆき役の羊宮妃那さん、堂島健吾役の古川慎さんの3人が、第1期で登場したモデル地をめぐりましたその模様をレポートします。<前編>
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3人がさっそく訪れたのは、岐阜柳ケ瀬商店街の「謎解きスタンプラリー」のスポット。
この企画はスマホの地図と連動していて、スポットにたどり着くと画面に謎が表示されます。そんなに難しい問題はないので、すんなり解けてしまうはず。
なお、岐阜市内にちりばめられたスタンプラリースポットでスタンプをゲットすると、岐阜駅でオリジナル缶バッチをゲットすることができます(※11月10日まで)。
その後、3人が向かったのは、『みんなの森 ぎふメディアコスモス』内にある市立中央図書館。
まず館内の広さと構造の美しさに圧倒されてしまいます。日中は柔らかい光が差し込み、木の香りも感じられ、まるで森の中にいるようにリラックスできる空間。
3人は、キャラクターパネルとともに1階に期間限定で展示されていた、小佐内フィギュアの原型と一緒に記念撮影。フィギュアの造形も見事でした。
2階には『小市民シリーズ』コーナーも設置され、アニメの場面写や原作小説が飾られていました。
コーナーに書いてあるポップのコメントなどを読んだり、配置を整えたりしている男性陣の横で、黙々とノートに絵を描いている羊宮さん。いつの間にか、かわいいイラストが出来上がっていました。
そのイラストに驚く男性陣。ちゃんと驚くポーズを決めてくれました。
続いて、作品に何度も登場した忠節橋。
イメージシーンでも忠節橋と長良川はよく出てきていましたが、やはり印象的だったのは第1話。電波塔も、作品を象徴するものとして描かれていました。
この後、作品のシーンを振り返りながら、みんなで忠節橋を歩いて渡りました。そこから見える景色も本当にのどかで美しかったです。
橋を渡った少し先にあったのが、小鳩たちが通う船戸高校のモデルになった岐阜北高等学校。校舎はほぼそのまま再現されていて、EDでは実写でも登場します。
第1話で、小佐内が座っていたベンチも発見! スマホでいちごタルト購入の予定をメモしている小佐内のシーンも、羊宮さんに再現してもらいました。
生徒でなければ入ることができないモデル地ですが、部室棟まで、学校の広い敷地を歩いて行き、「ここか!」と、物置を発見して喜ぶ2人。
「あるシーンを再現する3人ですが、古川さんのアドリブに思わず笑ってしまう梅田さんと羊宮さん」 。ちなみにこのシーン、野球部の皆さんに見守られながら撮影していました。(※なお、学校内は関係者以外立ち入り禁止のため、撮影などご遠慮ください)
特別に、岐阜北高等学校の校舎の中も案内してもらいました。
まずは職員室前で「学校へ来たぞ!」のポーズから、モデル地めぐりがスタートします。
第3話では教室のシーンがたくさん登場しました。小鳩と堂島が座って話しているのはこのあたりかな?……と梅田さんと古川さんが着席し、シーンを再現してくれました。
校内には、ところどころに『小市民シリーズ』のポスターなどが張られていました。
なので作品を見ている、知っている生徒は多そうでした。図書室にもキャラクターのパネルが展示してあります。(※なお、学校内は関係者以外立ち入り禁止のため、撮影などご遠慮ください)
学校見学を楽しんだあとは、第3話に登場する洋菓子店「Princess Branche Pâtisserie Kura(プリンセスブランシュ パティスリー クラ)」へ。
まるでプリンセスになったかのような気持ちになれる内装。小物のデザインまで、かわいらしい。
アニメで印象的だったカウンターの黄色い椅子を見るなり、こぼれるほどの笑顔になる羊宮さん。“あの椅子だ!”と喜びながら座る姿がかわいらしかったです。
梅田さんは、お店にあった交流ノートに、さらっとコメントを残していました。
プリンセスルームを借りて、モンブランセットとシフォンケーキセットを頬張る3人。
このセットを注文すると、TVアニメ『小市民シリーズ』のコースターが、ランダムで1枚プレゼントされます(※11月10日まで)。