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新総理が“都内で手取り15万円”の過酷な生活を体験…「若いやつらはどうやって希望を持てばいい?」<民王R>

遠藤憲一と菅田将暉のW主演で、現職総理大臣とおバカな息子が入れ替わる未曾有の事態を描いたドラマ『民王』。続編となる『民王R』では、政界引退間近だった武藤泰山(遠藤憲一)が再び内閣総理大臣に選ばれるも、今度は全国民とランダムに入れ替わってしまうことに。

10月29日(火)に放送された第2話では、泰山が生活に困窮し“闇バイト”に手を出してしまった青年・木下直樹(曽田陵介)と入れ替わった。“都内で手取り15万”の若者として生活することになった泰山は、その過酷さを実感していく。

◆「東京じゃ生きてくだけでいっぱいいっぱいですよ」

第2話では、“闇バイト”に引っかかり人を埋めるよう脅されていた木下と入れ替わってしまった泰山。怪しい男たちからなんとか逃げきり、木下(見た目は泰山)と接触した泰山は「そもそもどうして闇バイトなんかに手を出した?」と尋ねる。

すると木下は「まあ流れっていうか…」「手取り15万すよ。3年働いて給料2000円しか上がんないし、東京じゃ生きてくだけでいっぱいいっぱいですよ」と諦めた表情で語った。

総理大臣は給料を多くもらえるからいいよなと言う木下に、泰山は「いいだろう、総理の力なんて使わんでもお前の人生立て直してやろうじゃないか」と啖呵を切る。

そこで泰山は、無駄な出費を抑え、あとはボーナスで借金を返そうと計画。しかし木下が務める会社に出勤すると、収支の悪化にともない今期のボーナスが出せなくなったと告げられる。

不満を抱いた泰山は、原因となった取引先に直談判しに行ったが、その結果勤務先からしばらく休むよう言われ、さらに追い込まれることに…。

それでも泰山はめげず、空いた時間でアルバイトを開始。朝は新聞配達、昼はデリバリー、夕方以降はファミレスで閉店まで働き続けた。

しばらく孤独な生活を続けた泰山は、自分たちがバリバリ働いていた時代は頑張れば幸せになれる実感があったが、今の若者は希望を持てない環境にいるのだと気がつく。

そして「若いやつらはどうやって希望を持てばいい?」「この苦しみをわかちあえる人もいない、疲れ果てて転職活動する気力もわかない、確かに無理ゲーかもしれん…」と木下の苦しみを理解するのだった。

このほか、物語の終盤では木下の辛い生活を改善するため泰山が“ある計画”を実行。観る者の心に迫る展開となっている。

※ドラマ『民王R』は、TVerにて無料配信中

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

※番組情報:『民王R
毎週火曜よる9:00~、テレビ朝日系24局