竹内まりや、歳を重ねることは「アドバンテージ」 時代を超えて“進化する曲作り”を音楽のプロが解説!
今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックなど“マニアックな知識”までを掘り下げていく『EIGHT-JAM』。
10月20日(日)に放送された同番組には、竹内まりやが5年ぶりに登場した。
【映像】竹内まりや、歳を重ねることは「アドバンテージ」 時代を超えて“進化する曲作り”を音楽のプロが解説!
今回は、テレビにはめったに出演しない竹内まりやへの直撃インタビューが実現! さらに竹内をリスペクトする本間昭光、さかいゆう、zoppをスタジオに迎え、彼女の“今”と“エバーグリーンな名曲”にスポットを当てながらその魅力に迫った。
竹内といえば、1978年のデビュー以降、 時代を超えて愛される数々の名曲を世に送り出してきた。
その不朽の名曲で、4つの年代でアルバムチャート1位を獲得した史上初のシンガーソングライターであり、今年10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバムのリリースも決定している。
そんな竹内について、さかいは「まりやさんの曲といえばエバーグリーンなイメージがありますが、時代や年齢を重ねるとともに変化も感じます。“大人の等身大”というか、変わらないところと徐々に変化したところ…今のまりやさんだから聴く人に届く…という進化がスゴいんです」と絶賛する。
また、zoppは竹内の“歌詞の変化”についてこのように分析している。
「まりやさんといえば、80年代以降、恋愛・女性同士の友情・禁断の恋というテーマで多くの名曲を生み出し、世の女性たちから絶大な支持を得てきました。そして2000年代になると、家族の素敵なクリスマスを切り取った『すてきなホリデイ』に代表される、母性溢れる歌詞が増えたようにも感じます。そんな変遷をたどり、2000年代中盤からはまりやさんの人生観が描かれた名曲が生まれます」
50代になった竹内の人生観が描かれたのが、2007年リリースの『人生の扉』。
この曲について、zoppは「なんといってもスゴいのはサビの説得力。当時50歳を迎えたまりやさんだからこそ書ける歌詞になっています。サビには20代~90代の感想やイメージが英語で描かれており、どのフレーズも前向き。まりやさんにとってのこれまでの50年とこれからの50年。年齢を重ねたからこそ書けるプライスレスな歌詞です」と解説する。
そして、zoppから竹内に「ご自身で歌詞の変化についてはどう感じていますか?」といった質問も。
これに竹内は「やっぱり年齢が上がるにつれて、見えている景色や感じ方、今の世情に対しての自分の思いとか、そういうものは見え方が変わってくることが自然。当然見つかる言葉とか言いたいこととかも、若い時とはやっぱり変化していくのが普通だと思います」と答える。
来年70歳を迎える竹内だが、ティーンエイジャーの頃の自分を振り返って作詞できることも、“曲作りのおもしろさ”とのこと。
「70歳になる人はティーンエイジャーの歌も書けるし、40歳も書けるし、30歳も書けるっていう幅ができていく。30代だったら自分が70歳の歌は書けない」といい、「そこはすごくアドバンテージだと思ってる。歳を重ねることは、それだけ歌詞のテーマの幅が広がるし、見つかる言葉も豊か。歌詞の変化っていうのは私の年齢の変化でもあるし、そこで感じる感じ方の変化が反映されている」と力説した。
このほか、緑黄色社会・穴見真吾、キュウソネコカミ・ヨコタシンノスケ、川崎鷹也ら豪華アーティストからもコメントが到着! ここでしか聴けない竹内の貴重な証言、必見だ。
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※番組情報:『EIGHT-JAM』
毎週日曜 午後11:00~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)