元花組トップ娘役・花乃まりあ、ドラマ初出演!『越路吹雪物語』で淡島千景を演じる
1月8日(月)にスタートし、早くも大きな反響を巻き起こしている帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』。
同ドラマに、宝塚歌劇団花組トップ娘役として活躍した花乃まりあが出演する! 登場は、2月5日(月)放送の第5週から。花乃にとって、退団後初の映像作品への挑戦となる。
『越路吹雪物語』は、昭和の歌姫・越路吹雪がたどった波乱万丈の人生と、盟友の作詞家・岩谷時子との濃密な友情を綴っていくドラマ。
“落ちこぼれ”といわれた宝塚時代、生涯の友・時子との運命的な出会い、戦争を乗り越えた2人が新しい歌の世界を切り拓き二人三脚でトップスターへと駆け上がっていく軌跡…。
昭和という激動の時代を背景に、誰もが耳にしたことのある名曲の数々をちりばめながら、華やかなるものの“光と影”を紡いでいく。
◆ドラマ初挑戦にして、昭和の名女優・淡島千景を演じる
花乃が演じるのは、宝塚が生んだ名女優・淡島千景。
越路吹雪の2年下の後輩であり、過去最高の成績で宝塚音楽歌劇学校を卒業したといわれるトップ娘役で、久慈あさみ、南悠子とともに“三羽ガラス”とよばれて人気を博した。
舞台共演も多かった越路とはとても気が合い、「コーちゃん」「おけいちゃん」と呼び合う2人は、寄宿舎でドジョウすくいの真似をしてふざけたり、取材記者をからかったり…。
退団後は映画女優として活躍し、生涯150本以上の映画出演で日本映画界の発展に大きく貢献したことでも知られている。
◆役柄に魅せられ、「チャーミングな一面を表現したい」と抱負!
演じる花乃まりあは、2010年に初舞台を踏み宙組に配属。新人公演のヒロインなどを務めた後、2014年3月、花組に異動。娘役トップに就任して人気を博し、2017年2月5日に惜しまれつつ退団した。
初のドラマ作品に挑む花乃は、「様々な資料を拝見するなかで、淡島さんの美しさや女優さんとしての魅力、まわりの方々に慕われ、愛されるお人柄に触れ、気がつけば私自身が大ファンになっていました」と、役柄に魅了されていることを告白。
「越路さんとともににいつも周囲を明るく華やかに照らしていた、淡島さんのチャーミングな一面を表現できたらと思っています」と意気込みを語っている。
また、音羽信子役を演じる宝塚同期・咲妃みゆとの共演も実現し、ファンにはたまらないシーンも登場する!
◆花乃まりあコメント
――退団後、初の映像デビューとなりますが、心境は?
「映像という、今まで経験したことのない世界でお仕事する機会をいただけて、とても嬉しいです」
――『越路吹雪物語』に出演が決まったときの気持ちは?
「越路さんは、宝塚は勿論、歌手として日本の歴史に残る偉大な方。そんな素晴らしい方の人生を描いた作品に携われることを幸せに思います」
――淡島千景さんは同じくトップ娘役を務めた女優。淡島さんを演じることに“縁”を感じますか?
「様々な資料を拝見する中で、淡島さんの美しさや女優さんとしての魅力、まわりの方々に慕われ、愛されるお人柄に触れ、気がつけば私自身が大ファンになっていました。
私がご縁を感じると言うのもおこがましいほどの大先輩ですが、越路さんと共にいつも周囲を明るく華やかに照らしていた、淡島さんのチャーミングな一面を表現できたらと思っています」
――越路吹雪を演じる瀧本美織に、宝塚歌劇団について伝えたり、教えたりしたことは?
「美織さんとは宝塚の歌を歌ったり踊ったりするシーンもご一緒させていただきましたが、皆が思わず『かっこいい!』と言ってしまう程、男役さんがお似合いでした。
宝塚では、芸事は勿論、お化粧や人としての在り方まで、相手役の方をはじめとする上級生の方から様々な事を学び、育てていただきますので、そういった関係性や歴史についてお話させていただいたりもしました」
――同期の咲妃みゆとの共演は?
「音楽学校を卒業してからは、一緒に作品を創る機会がなかったので、今回共演できることがわかった時はとても嬉しかったです。撮影が一緒の日は、ついついはしゃいでしまいました」
――これからの夢や目指す女優像を教えてください。
「ジャンルにとらわれず、自由な表現ができるよう様々な事に挑戦していきたいです」
※番組情報:帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』
毎週月~金ひる12:30~12:50、テレビ朝日系24局
(再放送)毎週月~金あさ7:40~8:00、BS朝日